一つテンヤ専用ロッドは様々なものがありますが、中には80,000円を超えるような最高級ロッドまであります。
今回は、一つテンヤロッドの中でも最高級ロッドに焦点をあて、最高級一つテンヤロッドが優れている4つの性能の解説や、ロッドの紹介をします。
最高級一つテンヤロッドが優れている4つの性能
最高級一つテンヤロッドは、お手頃価格のロッドと比較すると、ブランクスの素材、ガイド、重さ、竿の継ぎ目、の4つの性能が優れています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ブランクスの素材
一つテンヤのロッドに使われているブランクスのカーボン素材が、最高級ロッドでは最先端のものが使われている事が多いです。
ダイワであれば、SVFナノプラスとよばれるカーボン繊維同士を繋ぐ接着剤が使われ、軽量化・パワーアップ・細身化を実現しています。
ガイド
最高級ロッドには、糸絡みの少ない軽量のガイドが付いています。
ダイワであればカーボンで出来ているAGSに薄肉・軽量のC・Nリングを搭載しています。
シマノであればチタンで出来た軽量のガイドが搭載されています。
重さ
最高級一つテンヤロッドは、ブランクスとガイドが軽いことによって、ロッド全体の重さが軽くなっています。
ダイワのロッドを例にあげると、最高級である紅牙テンヤゲームEXのMH-235は87g、中堅クラスの紅牙テンヤゲームMXの同クラスのロッドは110gです。
なんと、20%以上も軽いのです。
軽いロッドは感度に直結しますので、最高級一つテンヤロッドは感度が優れていることが重さを見ても判断することができます。
ロッドの継ぎ目
中堅クラスのロッドであれば、真鯛が掛かっても竿の継ぎ目は曲がらないものが多いですが、最高級一つテンヤロッドは竿の継ぎ目がきれいに曲がるように作られています。
ダイワであればV-ジョイントαという節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造を採用し、シマノであれば100種類以上の中から目的とする素材を厳選し、ティップ、ベリー、バットの各セクションに適所に配置する設計技術を採用しています。
最高級の一つテンヤロッド紹介
定価50,000円以上の最高級一つテンヤロッドを、メーカー別に紹介します。
ダイワ 紅牙テンヤゲームEX
定価74,000円の最高級にふさわしい性能と価格を持ち合わせたロッドです。
ダイワの最新技術がふんだんに盛り込まれており、所有感も満たしてくれるでしょう。
シマノ エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ
定価82,000円の最高級ロッドです。
中空構造のカーボンモノコックグリップとカーボンシェルグリップが、かつてない軽さと手に響き渡る感度を獲得しています。
探る、誘う、感じる、掛ける、全てにおいて高次元で達成しているロッドです。
NORIES(ノリーズ) ハイブリッドテンヤ真鯛
定価50,000円オーバーの最高級にふさわしい一つテンヤ専用ロッドです。
リアグリップは汚れの目立たないEVA、感度の要となるフロントグリップにはコルクを採用している珍しいロッドです。
ガイドはチタンフレームトルザイトリングガイドを搭載しており、軽さも追求されています。
まとめ
最高級の一つテンヤロッドは、最高級である理由がロッドの中に凝縮しています。
金額的に手が届きにくいロッドですが、一つテンヤをやり続けていくのであれば、一度は手にしたいと思うロッドではないでしょうか。
ぜひ、最高級のロッドを手にして、思いっきり一つテンヤを楽しんでみてください。
コメント