バス釣りでワームを使う時に、高頻度で使うのがジグヘッドです。
今回は、ジグヘッドの説明や重さの選び方、ワームの付け方などを紹介します。
ジグヘッドとは
ジグヘッドとは、フック(針)とシンカー(オモリ)が一体型になっており、シンカーがラインアイ(ラインを結ぶ箇所)の近くにあるものを指します。
ジグヘッドの各部分の名称
ジグヘッドの各部分には名称があります。それぞれみていきましょう。
バス釣りでよく使うジグヘッドの重さ
バス釣りでよく使うジグヘッドの重さを表にしました。
g | oz |
0.9 | 1/32 |
1.3 | 1/20 |
1.8 | 1/16 |
2.2 | 5/64 |
2.7 | 3/32 |
3.5 | 1/8 |
5.0 | 3/16 |
7.0 | 1/4 |
バス釣りでのジグヘッドの重さの選び方
ジグヘッドを選ぶ際の重さは、スピニングタックルであれば3.5g(1/8oz)まで、それ以上の重さであればベイトタックルの方が扱いやすいです。
スピニングタックルでの基準は1.8g(1/16oz)を選び、ベイトタックルであれば5g(3/16oz)を選びましょう。
風や流れがあったり、水深がある場所では重いジグヘッドを選びます。
バス釣りで使うジグヘッドのシャンクの長さ
ジグヘッドのシャンクは、ワームの中に通る背骨をイメージするといいでしょう。
シャンクが短いものと長いものを比較すると、アクションとフッキング性能の違いがあります。それぞれみてみましょう。
シャンクが短いジグヘッド
シャンクが短いと、ワームを固定する背骨が短くなるため、ワームの動きが出やすくなります。
ワームを追いかけてきたブラックバスに対しては、フックポイントが遠くなるためフッキング性能は下がります。
シャンクが長いジグヘッド
シャンクが長いと、ワームを固定する背骨が長くなるため、ワームの動きが出にくくなります。
ワームを追いかけてきたブラックバスに対しては、フックポイントが近くなるため、フッキング性能は上がります。
動き方に関して、ワームの動きが出やすくなるから良いということではありません。
実際にジグヘッドにワームを付けて、水中で動きを確認し、自分のイメージする動きにすることがとても大事です。
ジグヘッドへのワームの付け方
ジグヘッドのワームの付け方は、ワームが真っ直ぐになるように刺して使います。
ワームを真っ直ぐに刺すポイントは、フックを刺していくのではなく、ワームをフックに押していくことです。
それでは、ワームへの付け方をみていきましょう。
①ワームにジグヘッドをあててみて、どこでフックポイントを出すのか確認する。
②ワームを押しながらフックに刺していく。
③フックポイントをワームから抜いたあと、ジグヘッドのワームキーパーにワームを差し込んでいく。
④真っ直ぐに刺さっていることを確認して、完成。
バス釣りのジグヘッドおすすめワーム
バス釣りで使うワームは、ほとんどジグヘッドで使うことができます。
今回は、ジグヘッドで使う代表的な種類をみていきましょう。
ストレートワーム
ボトム(底)をズル引いても、スイミングさせても使えます。
ピンテール
ピンテールワームは、ワカサギや稚鮎を模したものが多いです。スイミングや、ロッドをシェイクしてふわふわと漂わせるミドストで使います。
シャッドテール
スイミングさせると、テールが小魚の尾びれのように動きます。
グラブ
スイミングさせると、テールがひらひらと泳ぎます。重めのジグヘッドで、フォール主体の縦のアクションをさせても、テールがきちんと動いてくれます。
ホッグ系
エビに似せるようにボトムをズル引く使い方がいいでしょう。爪が付いているホッグ系ワームであれば、スイミングさせると爪がひらひらと泳いでくれます。
バス釣りで使うおすすめのジグヘッド
バス釣りで使うジグヘッドでおすすめなのは、ケイテックのジグヘッドです。
樹脂タングステン製のヘッドに、重さ別に合わせた最適なフックサイズが絶妙なバランスで作られています。
タングステンを使用しているので価格は少し高めです。
バス釣りで使うジグヘッドの収納
ジグヘッドはパッケージのまま収納するか、ボックスの中に収納する方がいいでしょう。
ボックスであれば、フタに重さのシールを貼れば便利です。
まとめ
ジグヘッドは、まずは重さをそろえる方が様々なシチュエーションに対応できるようになります。
ボトムからスイミングによる中層までの幅広いレンジ(深さ)にいるブラックバスを、ジグヘッドで是非釣ってみてください。
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