今回はミドストに使うジグヘッドの、重さの選び方や刺し方、結び方などを紹介します。
選び方や刺し方・結び方の違いで、ワームのアクションに大きな差が出るのです。
ミドストに使うジグヘッドの刺し方
ミドストは、ワームにロールアクションをさせることが重要です。
ワームの中心に真っ直ぐ刺してしまうと、バランスが取れてしまってロールしません。
あえてワームの中心線からずらしてあげることで、左右に倒れてロールアクションが出るのです。
それでは、ジグヘッドへのワームの刺し方をみていきましょう。
①ワームの上にジグヘッドをあててみて、フックポイントを抜く場所を確認します。
②ワームの上を通します。
③真っ直ぐ刺さっているか確認して、完成です。
縫い刺しでのミドストで使うジグヘッドの刺し方
上記の刺し方でしばらくキャストしていると、だんだんワームがズレてくるようになります。
その場合、縫い刺しという刺し方へ変更するだけでワームがズレなくなります。
それでは、縫い刺しの方法をみていきましょう。
①フックポイントを5mm程度で抜きます。
②再びフックポイントをワームに通します。
③まっすぐ刺さっているか確認して、完成です。
縫い刺しを釣り始めから使った場合、最初に紹介した刺し方へ刺し直してもズレてしまいます。縫い刺しは、最初に紹介した刺し方のあとに使うようにしましょう。
ミドストに使うジグヘッドの重さの選び方
ミドストでよく使われる3つの重さと、レンジ(深度)別の使い分けをみていきましょう。
- 0.9g(1/32oz)…目視で確認できるレンジ
- 1.3g(3/64oz)…目視で確認しづらいレンジ
- 1.8g(1/16oz)…目視で確認できないレンジ
上記3つがよく使われる重さです。小さいワームや比重のあるワームを使う場合は、0.6g(1/48oz)を使ったり、大きいワームや浮力のあるワームの場合は、2.7g(3/32oz)を使うこともあります。
ワームのロールアクションが出せるように、ワームの種類に応じて重さを選ぶようにしましょう。
ミドストに使うジグヘッドの結び方
ミドストに使うジグヘッドは、縦アイと横アイのものがあります。縦アイのジグヘッドは、特に注意して結ばなければならない点があります。
それではみていきましょう。
縦アイの場合
ミドストをする時に重要なポイントは、ワームが水平姿勢になるようにラインを結ぶことです。
縦アイのジグヘッドにラインを垂直に結んでしまうと、ワームのテールが沈んでしまいます。
ワームを水平にするために、結び目は必ず水平に結びましょう。
横アイの場合
ミドスト専用のジグヘッドも販売されています。
ミドスト専用のジグヘッドは横アイになっているものがあります。
結び方に注意しなくても、まっすぐ結べばワームが水平になります。
ミドストに使うジグヘッドのシャンクの長さ
ミドストに使うジグヘッドのシャンクは、ワームの中に通る背骨をイメージするといいでしょう。
シャンクが短いものと長いものを比較すると、アクションとフッキング性能の違いがあります。
それぞれをみていきましょう。
シャンクが短いジグヘッド
シャンクが短いと、ワームを固定する背骨が短くなるため、ワームの動きが出やすくなります。
ワームを追いかけてきたブラックバスに対しては、フックポイントが遠くなるためフッキング性能は下がります。
シャンクが長いジグヘッド
シャンクが長いと、ワームを固定する背骨が長くなるため、ワームの動きが出にくくなります。
ワームを追いかけてきたブラックバスに対しては、フックポイントが近くなるため、フッキング性能は上がります。
動き方に関して、ワームの動きが出やすくなるから良いということではありません。
実際にジグヘッドにワームを付けて、水中で動きを確認し、自分のイメージする動きに近づけることがとても大事です。
ミドストに使うジグヘッドにスナップは付けるのか
ミドストは、常にロッドをシェイクしてワームがロールするようにアクションさせています。
スナップを付けてしまうと、アクションがダイレクトにジグヘッドに伝わりません。
よって、ミドストをする時はジグヘッドにスナップは付けません。
まとめ
ミドストに使うジグヘッドは、重さ選びから結び方まで全てが揃うと簡単にワームのロールアクションが出せます。
ぜひ、ミドストでブラックバスを釣ってみましょう!
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