タイラバに代用できる4種類のロッド紹介!イカメタルロッドは流用できるの?

タイラバに代用できるロッド ロッド

タイラバ専用ロッドを買っても今後も続けていくか分からず、自分の手持ちのロッドを代用してタイラバに流用できないか考えている方や、様々なロッドから最もタイラバに合うロッドを探している方は多いのではないでしょうか。
今回は、タイラバロッドに求められる4つの要素と、代用できるロッドの紹介をしていきます。

タイラバロッドで重要な4つの要素

タイラバロッドで重要な要素は、長さ、硬さ、調子、感度の4つです。
それでは、4つの要素が一つテンヤロッドにどのように必要なのか詳しくみていきましょう。

長さ

タイラバロッド

一般的なタイラバロッドの長さは7ft(2.1m)前後です。
リールシートからグリップエンドが長く作られており、大鯛とのやりとりの際はリアグリップを脇に挟むようにできています。
よって、リールシートからグリップエンドが長く作られている分、リールシートからロッドティップ(穂先)までの長さはそこまで長くないのが特徴です。
6ft(1.8m)未満の短すぎるロッドでは、船が波などの影響で上下に揺れてしまった場合、船が揺れた分だけタイラバを持ち上げたり、落としたりすることになるので、タイラバを一定速度で巻くことができなくなってしまいます。
また、9ft(2.7m)を大きく超えるようなロッドでは船上で取り回しが悪くなります。
よって、タイラバロッドの長さは9ft未満で、6ft程度の極端に短いロッドでなければ大丈夫です。

硬さ

ロッドティップ

タイラバロッドの硬さを決める要素は2つあり、1つは一定速度で巻いてくるタイラバを弾かずに乗せることができることと、もう1つは船が上下に揺れた時に揺れを吸収し、一定速度でタイラバを巻くことができる柔軟性があることです。
タイラバロッドであればML〜M、タイラバロッド以外であればUL〜MLを選べばいいでしょう。

調子

ソリッドティップ

タイラバにぴったりな調子は、ロッドティップは常に水中に向かっており、ベリーで弾かずにフッキングに持ち込み、バッドで鯛を浮かせることのできるロッドです。
よって、7:3や6:4程度のレギュラー〜スローテーパー寄りのロッドがいいでしょう。

感度

タイラバタックル

感度が高いロッドはファーストテーパー(先調子)の硬いものが多いですが、タイラバには向きません。
なぜなら、船が波で上下することによってタイラバも上下に動いてしまい、タイラバを一定速度で巻くことができなくなってしまうためです。
タイラバをしていると、釣れない時間があります。
魚からのアタリがないと集中力も続かず、手元にアタリが欲しいためにファーストテーパー(先調子)の硬いロッドを選びたくなるでしょう。
しかし、感度を重視するのはロッドではなく、ハイギアのリールを使ってのリールの巻重りや、食い上げによる巻取りの軽さでアタリを取っていくほうが釣果が出やすいのです。

タイラバに代用できる4種類のロッド

タイラバに代用できる長さ、硬さ、調子、感度の4つの要素を兼ね備えたロッドの種類を見てみましょう。

イカメタルロッド

筆者がタイラバをするときの持ち込む複数のロッドの1つが、イカメタルロッドです。
ロッドの硬さや調子など、タイラバに向いているものが多いです。
また、イカメタルロッドはリールシートからグリップエンドが長いため、大鯛とのやりとりの際はリアグリップを脇に挟むこともできます。

エギングロッド・ティップランロッド

エギングロッドやティップランのエギングに使われるロッドもタイラバに適しているものがあります。
タイラバはベイトリールを使うことが多いことから、エギングロッド・ティップランロッドの中からベイトモデルを選ぶといいでしょう。

バスロッド

バスロッドの種類は様々なロッドの中でも、群を抜いて種類が多いので、自分に合う調子や硬さが見つかりやすいでしょう。
しかし、大鯛が掛かった時はリールシートからグリップエンドが短いために脇に挟むことが出来ず、腕がかなり疲れるのが欠点です。
また、バスロッドのグリップにはコルクが使われている事が多いですが、塩水を被ってしまうとコルクが痩せてしまうのも欠点と言えます。

タチウオロッド

タチウオロッドは乗せ重視と掛け重視の2種類のロッドに大きく分かれますが、タイラバに適しているのは乗せ重視のロッドです。
乗せ重視のロッドであれば、タイラバロッドとの共通点も多く、違和感なく使うことができます。

まとめ

タイラバロッドは様々なロッドで代用することが可能です。
ぜひ、釣具屋で様々なジャンルのロッドを触ってみて、自分に合うタイラバのロッドを探してみてはいかがでしょうか。