バス釣りをしていると、カレントという言葉をよく聞くと思います。
今回は、カレントの意味やバス釣りに及ぼす影響などを解説します。
バス釣り用語の1つであるカレントの意味とは
カレント(current)は、直訳すると「流れている」という意味です。
バス釣りにおいても、カレントという言葉は「流れ」という意味で使われます。
カレントは河川であれば常に出ていますが、風や地形変化でも発生します。
カレントがブラックバスに与える2つの良い影響
酸素供給
カレントが発生するエリアは酸素が供給されるため、エラ呼吸のブラックバスは好んで集まります。
エサが集まる
カレントが発生しているエリアは、プランクトンも流されてきます。
プランクトンを食べに小魚やエビなどが集まり、それを補食しにブラックバスが集まるのです。
カレントが発生するとできる反転流
出典:THE OFFICIAL WEBSITE OF NEW YORK STATEWhere to Fish: Rivers and Streamsより引用
流れる水が、岩や丸太などの障害物にぶつかると、速度が低下し渦が形成されます。
これを反転流と呼びます。
この反転流には小魚が集まりやすいため、ブラックバスが寄りやすい場所になります。
カレントはバス釣りに悪影響を及ぼすこともある
カレントはバス釣りにとって、良い影響だけでなく悪い影響を及ぼすこともあります。
それでは、みていきましょう。
冷たい水のカレント
冷たいカレントは、冬の雪解け水や、夏の時期であっても冷たい雨などが降ったあとに起こります。
5℃〜8℃水温が下がるようなカレントはバス釣りにおいて悪影響が出ます。
このようなときはブラックバスは冷たいカレントを避け、ウィード(水草)やテトラの中に身を寄せるようになるためです。
濁り水のカレント
梅雨時期や田植え時期の濁ったカレントはpHショックを起こしやすく、ブラックバスはカレントから離れるようになります。
まとめ
常にカレントが発生している河川などの場合だけでなく、風が吹いたタイミングでカレントが発生する場所を抑えておくと、そのときだけエサを食べに来るブラックバスを釣ることができるようになります。
ぜひ、カレントをヒントにたくさんのブラックバスを釣ってみましょう。
コメント