ベイトリールのサミングを解説!練習はバス釣りの中でしていこう

ベイトリールのサミング

ベイトリールを扱うには、バックラッシュと呼ばれるライントラブルを防いだり、狙った場所にキャストするためにサミングと呼ばれる技を覚えなければなりません。
今回は、ベイトリールでのサミングの仕方やタイミングなどを紹介します。

ベイトリールのサミングとは

サミング

ベイトリールのサミングとは、キャストしたあとに回転しているスプールを制御することです。
サミングをすることにより、バックラッシュと呼ばれるトラブルを防ぐことができます。

ベイトリールのサミングの仕方

ベイトリールでのサミングの仕方は2つあります。
1つは、スプールに巻かれているラインを押さえる方法、そして、回転するスプールのスプールエッジを押さえる方法です。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

スプールに巻かれているラインを押さえる方法

サミング

ルアーをキャストしたあとに、スプールに巻かれているラインに触れてスプールの回転を制御します。
ギュッと押さえるのではなく、ほんの少し触れることが重要です。

回転するスプールのスプールエッジを押さえる方法

スプールエッジ

この方法は、スプールにめいいっぱいラインを巻いているときはできません。
ラインは8分目程度に巻いている状態で使えるサミング方法となります。
ルアーをキャストしたあとに、回転するスプールのスプールエッジに親指の側面をほんの少し触れさせて、回転するスプールを制御します。

サミング

サミングの2つの仕方を紹介しましたが、どのタイミングでサミングをすればよいのでしょうか。
それでは、みていきましょう。

ベイトリールのサミングの2つのタイミング

2

キャスト直後

ブレーキ設定が弱い場合、キャスト直後からサミングが必要なときがあります。
最近のベイトリールのブレーキは、指でサミングするよりも飛距離がでます。
キャスト時にサミングをしなくてもいいように、しっかりとブレーキをかけておきましょう。

ルアーの着水直前

ルアーの着水直前は、ブレーキをどんなにかけていてもサミングが必要です。
水面にルアーが着水する直前にしっかりとサミングをするようにしましょう。

最近のベイトリールはサミング不要なのか

最近のベイトリールのブレーキ性能は、一昔前のモデルと比較すると格段に上がっており、キャスト時にサミングしなくてもバックラッシュしづらくなっています。
しかし、ルアーの着水時や思わぬ風が吹いた時にはサミングが必要になります。
釣りをしていく中で、サミングを覚えていきましょう。

ベイトリールのサミング練習

川とロッド

ベイトリールのサミングの練習は、慣れるまでベイトリールのブレーキ設定を強く設定するようにしましょう。
多少の風が吹いてもサミングなしでバックラッシュしないぐらいのブレーキ設定がちょうどいいです。
ルアーが水面に着水する時だけサミングすることを覚えれば、あとは釣りをしながら回数を重ねて徐々に覚えていけるでしょう。

ベイトリールで親指が痛いサミングをしてしまう対処法

遠心ブレーキ

サミングで親指が痛くなってしまう原因は、ベイトリールのブレーキ設定が弱いからです。
ブレーキ設定が弱いと、サミングする回数が増えてしまうため、親指が痛くなってしまいます。
しっかりとブレーキをかけて、サミングなしでもキャスト時にバックラッシュしない設定にしましょう。

まとめ

サミングはベイトリールで覚えなければならない技の1つです。
釣りをしながら徐々にサミングを覚えていきましょう。

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