購入したばかりのバズベイトをいざ泳がせてみると寝そべってしまい、真っ直ぐ立たせるにはどうしたらいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。
今回は、バズベイトが立って泳がない理由や、真っすぐ立たせるチューニング方法などを紹介します。
バズベイトが真っ直ぐ立って泳がない理由
バズベイトにはブレードが1枚付いており、右か左に回転するようになっています。
よって、真っ直ぐ泳ぐのではなく、右か左に弧を描きながら泳ぎます。
これが原因でヘッドが倒れ込んでしまい、水面に寝そべるような体勢になることで立って泳がないのです。
バズベイトが真っ直ぐ立って泳ぐようになるチューニング
バズベイトが横に寝そべるような体勢になると、フックも横を向いてしまいフッキングが非常に悪くなるため、立って泳ぐようにチューニングしてあげなければなりません。
それでは、見ていきましょう。
①ブレードの回転方向を確認しよう
バズベイトを正面にして、ブレードへ強めに息を吹きかけて回転させ、ブレードの回転方向を確認してみましょう。
画像は、レイドジャパンのマスタブラスタというバズベイトですが、正面から息を吹きかけるとブレードが右回転していることが分かりました。
②ワイヤーを曲げて調整しよう
正面から見て右回転しているバズベイトであれば、ブレードを左に曲げて調整します。
曲げる部分は、ラインを結ぶラインアイを中心に曲げるようにします。
一気に曲げるのではなく、フィールドで微調整しながら曲げるようにしましょう。
③立って泳ぐことが確認できたらチューニング完了
アングラー（釣り人）それぞれでバズベイトを巻くスピードが異なるため、どの程度ワイヤーを曲げるかのチューニングはそれぞれに違います。
筆者の場合は、正面から見て図の様な曲げ具合が立って泳ぐ角度でした。
バズベイトを実際巻いてみて、寝そべらず真っ直ぐ立って泳ぐことができたらチューニング完了です。
チューニングが必要ないバズベイト
バズベイトの種類によっては、ブレードが2枚付いているものがあります。
右回転のブレードと左回転のブレードが取り付けられていますので、姿勢が安定しやすく、チューニングが必要ないか、少しのチューニングで真っ直ぐ立って泳ぎます。
1枚のブレードのバズベイトで、真っ直ぐ立つようにチューニングするのが難しく感じる方は、2枚のブレードのバズベイトを選ぶのもいいでしょう。
巻き速度が変えられるバズベイトのチューニング
バズベイトが寝そべらずに真っ直ぐ立って泳ぐようになったら、自分好みの巻きスピードになるようにチューニングしてみましょう。
ここでは、遅く巻くことができるチューニングと速く巻くことができるようになるチューニングを紹介します。
バズベイトを遅く巻くチューニング
バズベイトを遅く巻きたい場合は、バズベイトのワイヤーの角度を大きくしてみましょう。
ラインを結ぶラインアイを中心に、上下にワイヤーを引っ張り、角度を付けます。
バズベイトを速く巻くチューニング
バズベイトを遅く巻きたい場合は、バズベイトのワイヤーの角度を小さくしてみましょう。
ラインを結ぶラインアイを中心に、ヘッドが付いているワイヤーにブレードが付いているワイヤーを近づけるように角度を狭めていきます。
ブレードがワイヤーに干渉して左右へ角度が付いてしまいますので、必ず立って泳ぐか確認するようにしましょう。
まとめ
筆者がバズベイトを購入していきなり泳がせると、真っ直ぐ立って泳がず不良品だと思うことが何度もありました。
何度もキャストしているうちに木に当たり、ワイヤーが曲がったものが偶然真っ直ぐ立って泳ぐようになってからチューニング方法を知りました。
ぜひ、バズベイトを購入後の初期チューニングを覚えて、ブラックバスをたくさん釣ってみてください。
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