ブラックバスがルアーにバイト(食いつき)してきて、明確に手元にアタリが来る時もあれば、アタリが手元に来ずわからないときがあります。
今回は、アタリがわからない原因や、アタリの取り方などを解説します。
バス釣りでアタリがわからない2つの原因

ラインメンディングできていない
ルアーとラインが一直線になるように調整することを、ラインメンディングといいます。
風でラインが流されていたり、キャストしたときにラインメンディングできていない状態は、アタリが手元に来ません。
ブラックバスが手前に泳いでくる
ルアーを咥えたブラックバスが、アングラー(釣り人)に向かって泳いでくる場合、ラインテンションがかからず手元にアタリが来ません。
バス釣りでのアタリの出る場所

アタリの出る場所は、ライン、ロッドティップ、リール、ロッドグリップの4箇所です。
それぞれアタリの出る順番が異なり、ライン→ロッドティップ→リール→ロッドグリップの順番にアタリが出ます。
それでは、それぞれの場所に対してのアタリの取り方をみていきましょう。
バス釣りのアタリの取り方

バス釣りでのアタリの取り方は、手に伝わる感覚だけでなく、目でも確認することができます。
ラインとロッドティップは目でアタリを取り、リールとロッドグリップは手でアタリを取ります。
それでは、それぞれどのようなアタリの取り方なのかみていきましょう。
ラインのアタリの取り方

ラインを目で見てアタリを取ります。
具体的には、ラインと水面が接しているところを目で確認し、ラインが横や手前に走ったり、アクションしているはずのラインが止まったりすることでアタリが取れます。
ロッドティップのアタリの取り方

ラインにアタリがでると、ラインにテンションをかけることによりブラックバスの抵抗でロッドティップが曲がります。
ティップが曲がることで、ブラックバスのアタリを取ることができます。
リールとロッドグリップのアタリの取り方

リールでのアタリは小さく、実際はロッドグリップで増幅されたアタリを手で感じ取ります。
ロッドティップまでアタリが伝わると、ロッドグリップへ振動が伝わって、手でアタリを感じ取ることができます。
バス釣りでのラインのアタリの手での取り方

一番アタリが出るのが速いラインのアタリを手で取る方法があります。
それは、ワームなどをシェイクしている手とは反対の手で、ラインに触れる方法です。
具体的には、リールの先に出ているラインを直接手で触れます。
こうすることによって目でしか確認できないラインを、手で確認できるようになります。
バス釣りでのアタリと根がかりの違い

ブラックバスのアタリと、石や岩や木など根がかりするような場所にルアーがあたったときのアタリは、似ているときがあります。
アタリと感じたときは、ロッドティップでアタリを確認してみるといいでしょう。
もし、フッキングに至らなくても、もう一度同じ場所にキャストしてみて、ブラックバスのアタリだったのか、根がかりだったのかを確認することが大事です。
バス釣りでアタリの合わせはいつするのか

ブラックバスはエサを一気に丸呑みするので、アタリを感じたときは、すぐに合わせるといいでしょう。
まとめ
ブラックバスのアタリはわからないときが多いですが、手で感じるだけでなく、目でアタリを取れるようになることで、更に釣れるブラックバスが増えるでしょう。
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