スピニングでのサミング(フェザリング)は、指が届かず難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。
今回は、サミングとフェザリングの説明や、サミングのやり方、左利きの方の難しさなどを紹介します。
サミングとフェザリングの違いとは
サミング(thumbing)とは、thumb=親指の意味から、直訳すると親指を立てるという意味です。
バス釣りでは、親指を軽くラインに触れることをいいます。
フェザリング(feathering)とは直訳すると、極めて軽いという意味です。
バス釣りでは、軽く指でラインに触れることを言います。どの指で触るかは限定していません。
よって、フェザリングの中の1つの技法にサミングがあるということがわかります。
しかし最近では、フェザリングを含めてサミングと言うことが多いですので、スピニングリールでのフェザリングもサミングと言って間違いではありません。
スピニングのサミング(フェザリング)のやり方
スピニングのサミングのやり方に決まった方法はありませんが、リールフットを中指と薬指で挟むように握ると、人差し指でサミングしやすくなります。
キャストしたあとラインが放出されているときに、人差し指をスプールにあててラインが放出されるのを止めます。
これがスピニングのサミングのやり方です。
スピニングのサミング(フェザリング)で指が届かない握り方
スピニングリールのサミングは、リールフットを中指と薬指で挟むように握ると、人差し指でサミングしやすくなります。
握りが浅いと、人差し指がスプールに届かないためにサミングできません。
必ず人差し指がスプールに届く握りの深さを確認しましょう。
スピニングのサミング(フェザリング)が左利きの人にとって難しい理由
現在のスピニングリールは、右手でキャストして右手でサミングするように作られています。
それは、ベールが右回転であるため、スプールにラインが右巻きに巻かれているためです。
右に巻かれたラインは左巻きに放出されるため、指にラインが向かってくる形となる左利きの方はサミングが難しくなります。
筆者は左手でもキャストをしてサミングをしますが、左手の場合は中指でサミングをするようにしています。
中指でサミングをすることによって、スプールに対して指の角度が付き、ラインを抑えやすくなるためです。
左利きの方は、右利きの方と比べるとかなりの練習量が必要になるでしょう。
まとめ
サミングは練習しなければ上手になりません。
練習すれば誰もが上手にできるようになりますのでぜひ実践に活かしましょう。
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