ダウンショットのシンカーの重さは細かく刻まれており、何グラムや何オンスのシンカーを使えばいいのか、迷うことがあるのではないでしょうか。
今回は、ダウンショットシンカーの重さの使い分けや、リーダーの長さ、種類等を紹介します。
ダウンショットシンカーの重さ
ダウンショットシンカーの重さはバレットシンカーなどと同じく、オンス表示されていることがほとんどで、慣れていないと何グラムのことなのか分かりにくいです。
ダウンショットのシンカーでよく使われる重さの早見表を作成しましたので、みていきましょう。
oz(オンス) | g(グラム) |
1/32 | 0.9 |
1/16 | 1.8 |
3/32 | 2.6 |
1/8 | 3.5 |
3/16 | 5.3 |
1/4 | 7 |
ダウンショットのシンカーの重さで変わるタックル

ダウンショットのシンカーの重さで、使用するタックルが変わってきます。
3.5gまでならスピニングタックル、3.5gより重いシンカーを使うのであればベイトタックルの方が扱いやすいでしょう。
スピニングでのダウンショットであれば、シンカーの軽さを活かした線での釣りがいいでしょう。
ベイトタックルであれば、シンカーの重さを使ったピンスポットを攻める点での釣りがいいでしょう。
ダウンショットシンカーの結び方

ダウンショットシンカーは結ぶ必要がありません。
ダウンショットシンカーにはハリス止めが付いているので、ハリス止めにラインを斜めに付けてあげると完成です。
4lb以下の細いラインや、ストラクチャー(障害物)が多いエリアではハリス止めからラインが抜けやすくなるので、小さな結びコブを作ってあげれば抜けにくくなります。
ダウンショットシンカーのリーダーの長さ

18㎝にセットすることが多いですが、状況に応じて短くしたり長くしたりもします。
Basser小森嗣彦のダウンショットリグ道場 :第2回(全6回)より引用
JBTOP50でも活躍しているダウンショットの名手、小森嗣彦プロは、リーダーは18cmにすることが多いそうです。
まだリーダーの長さを決めかねている人は、トッププロのリーダーの長さを取り入れ、自分にあった長さを見つけていくのもいい方法かもしれません。
ダウンショットシンカーのストッパー(フックキーパー)

ダウンショットのリーダー部分が、シンカーに揺られて絡まることがあります。
絡まるのを防止するために、シンカーのストッパーになるフックキーパーというものがあります。
ダウンショットのシンカーにガン玉は使えるか

ガン玉をダウンショットのシンカーとして使うことはできますが、軽いガン玉が多いためダウンショットに適する重さには足りない場合があります。
ガン玉を複数個付けて重さ調整をしても、重さが分散されてキャストがしづらい他、根がかりの原因やゴミを拾いやすくなります。
よって、ダウンショットのシンカーのガン玉を使うことはおすすめしません。
ダウンショットシンカーの種類
ダウンショットシンカーの形状はメーカーによって様々ありますが、大きく分けて2種類です。それでは、それぞれみていきましょう。
ラウンドタイプ(丸形)

ダウンショットシンカーでは最もオーソドックスな形です。丸形なので、ズル引いたり横に動かすことを得意とするシンカーです。デメリットは、ストラクチャーの隙間に挟まって根がかりしやすいことです。
スリムタイプ(スティックタイプ、棒状)

スリムタイプは、すり抜け性能が高い形状であることがメリットです。デメリットは、ボトム(底)に着底したときにシンカーの倒れ込みがあり、アングラー(釣り人)が意図せずワームがアクションしてしまうことです。
リップラップ(捨て石)やテトラ回り、沈んだ木の枝などの根がかりしやすい状況で使われるシンカーです。
まとめ
ダウンショットのシンカーの重さや形状は、状況によって使い分けることが大切です。
リーダーの長さなどは、状況に合わせたベストな長さを見つけることができれば、更に釣果が伸びるでしょう。
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