バス釣りでフォーミュラを使ったとき、どれほどの効果があるのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、ブラックバスに匂いや味がわかるのか、実際にフォーミュラを使ってみた結果などを紹介します。
バス釣りでのフォーミュラに期待される効果
フォーミュラ(formula)とは、直訳すると「調整法」や「レシピ」という意味です。
バス釣りにおいてフォーミュラに期待されるのは、匂いでブラックバスが食いつき、食いついたルアーを味によって離さないという効果です。
ブラックバスに匂いや味はわかるのか
Each,be it a leech,crawfish or minnow,has its own unique smell and taste to which the bass is genetically programmed to accept as food.
出典:BASS FISHING AND CATCHING Bass Smell-No Kiddingより引用
直訳:リーチ(ヒル)、ザリガニ、ミノーなど、それぞれに独自の香りと味があり、ブラックバスはそれらを食品として受け入れるように遺伝的にプログラムされています。
バス釣りのフォーミュラに効果があるのか実証してみた
実際にフォーミュラに効果があるのか、フィールドで実証実験してみました。
準備
今回は釣行前に予め、ダイワのストレートワームにストラットのモエビパウダーというフォーミュラをふりかけておきました。
実釣
場所は、超ハイプレッシャーフィールドで常に、人が入れ替わり立ち替わりで入るような人気スポットです。
フォーミュラを付けたワームをキャストして、なんと1投目で釣れてしまいました。
バスの口の中を見ても分かるように、以前他の誰かに釣られたような傷跡が残っていました。
結果
フォーミュラを使ったワームで、過去に釣られたことのあるブラックバスを釣ることができました。
この1匹でフォーミュラの効果を検証するには不十分ですが、釣れる要因の1つになったことは間違いないです。
バス釣りで使うフォーミュラは自作できるのか
人間が食べる様々な食品を使ってフォーミュラを自作したくなりますが、保存ができずカビの原因になるのでおすすめしません。
バス釣り用のフォーミュラは、パウダータイプやリキッドタイプがあるので、市販の物を組み合わせて自作するほうがいいでしょう。
バス釣りでのおすすめの3種類のフォーミュラ
バス釣りで使われるフォーミュラは、大きく分けてパウダー・リキッド・ジェルタイプの3種類です。
それぞれのタイプ別のおすすめを紹介します。
パウダータイプ
今回の実釣で釣果の出たフォーミュラは、ストラットのモエビパウダーです。
ストラットは、フォーミュラの効果が持続しやすいナノパウダーも販売されています。
サラサラのパウダーは、フォーミュラの効果だけでなく、ワームにクセが付くのを防止してくれます。
リキッドタイプ
リキッドタイプのおすすめは、ガルプのスプレータイプです。
霧状とスプレーの切り替え式で、ワームなどのソフトベイトだけでなく、ハードルアーにも使うことができます。
水溶性で水に溶けやすいフォーミュラなので、10-15キャストごとに吹きつけないと効果が出ません。
ジェルタイプ
ジェルタイプのおすすめは、ザップのチョベリグというラメ入りのフォーミュラです。
ジェル状なのでフォーミュラ効果が持続しやすいのが特徴です。
まとめ
ハイプレッシャー化が進む各地のバス釣りのフィールドにおいて、他のアングラー(釣り人)となにか1つでも差をつける要素としてフォーミュラはおすすめです。難しいフィールドでバスを釣り上げたいときの必殺技として検討するのもいいでしょう。
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