真冬の1月のバス釣りは厳しい!それでも釣るための条件とルアー紹介

真冬1月のバス釣り 季節

1年の中で最もブラックバスを釣ることが難しいとされるのが真冬の1月。
今回は、真冬の1月にバス釣りが難しくなる理由や、野池や川で狙うべき場所、そして、真冬の1月に選ぶべきルアーの紹介をします。

真冬の1月にバス釣りが難しくなる理由

水温計

真冬になると水温は一桁台になり、場所によっては5℃を下回るところが出てきます。
しかし、ブラックバスは水温が5℃以下になると、口元を通り過ぎるエサしか食べなくなります。
生きるために最低限まで代謝を落として、エサを追いかけてまで食べようとしなくなるためです。
この状況こそが、真冬の1月のバス釣りを難しくさせる大きな理由です。

真冬の野池のバス釣りで狙う場所

野池

アメリカの真冬のバス釣りの情報ですが、真冬のバス釣りにおけるポイントは、深さを決めて釣りをするのではなく、そのフィールドの中で深い場所を攻めることが重要ということです。

It’s key to remember that depth is relative and how deep you fish all depends on the lake you’re fishing. 

MOSSOAK AN EXPERT GUIDE TO WINTER BASS FISHINGより引用

直訳:深さは相対的であり、釣りをする深さは釣りをしている湖に依存することを覚えておくことが重要です。

野池の場合は深さを把握し、その深い場所を丁寧に攻めることが重要です。

真冬の川のバス釣りで狙う場所

池の水生植物と岩

バークレー社にてブラックバスの研究をしているジョーンズ博士によると、

 bass seek out the warmer water, though they may not confine all of their activities (such as feeding) to these areas. In rivers, bass will migrate to a sheltered bay to avoid moving water that tends to be colder

Berkley THE COLD, HARD FACTS ABOUT WINTER BASS FISHINGより引用

直訳:年間を通じて、暖かい水を求めています。川では、バスはより涼しい傾向にある水の移動を避けるために、隠れ家のある湾に移動します。

つまり、真冬の川でのバス釣りは、流れや北風をさえぎる事ができる場所がいいのです。
具体的な場所でいえば、テトラ帯やリップラップ(捨て石)などのハードボトムは、ブラックバスが身を潜めることができる場所になります。また、川の流れから身を守ることのできる地形変化もブラックバスが集まる場所です。

真冬の1月のバス釣りで選ぶべきルアー

メタル系

3つのメタルバイブレーション

メタルバイブレーションやメタルジグなどは、エサを捕食しなくなったブラックバスの側線(人間にあたる耳)を刺激してバイト(食いつき)に持ち込むことができるルアーです。
側線を刺激するリアクションバイトを誘発するだけでなく、地形変化を探すことにも使えるルアーです。

ラバージグ

ラバージグ

ラバージグの中でも、水中で立ちやすいフットボールジグがいいでしょう。
ゆっくりと誘うことができるため、早い動きに対応できない真冬のブラックバスに効果的です。
真冬のブラックバスは吸い込む力が落ちているため、7gまでの軽いフットボールジグを選ぶといいでしょう。

シャッド

3種類のシャッドプラグ

川などで、流れや北風をブロックしているエリアで有効なのがサスペンドのシャッドです。
追わせてバイトに持ち込むより、ポーズ(止め)を長めにとって、食わせの間を十分にとってあげることを意識しましょう。

ワーム

ワームボックス

ラバージグのトレーラーであったり、ダウンショットなどにも使うワームですが、真冬のバス釣りでは3インチ前後の小さめのものをおすすめします。
吸い込む力が落ちているブラックバスが少しでもワームを吸いやすくするために、小さめのほうがバイトに持ち込みやすいためです。

真冬のバス釣りでダウンショットが効果的な理由

ダウンショットワッキー

冷たい水は比重が重いため、底の方に溜まる性質があります。
ブラックバスはボトム(底)にべったり張り付いているわけではなく、冷たい水を避けて少し浮いた状態でいることが多いのです。
この状態のブラックバスを釣るのに有効なリグ(仕掛け)が、ワームをボトムから離すことができるダウンショットなのです。
ダウンショットに使用するワームは、3インチ前後の小さいワームの方が、吸い込み力の弱い真冬のバスにはいいでしょう。

バス釣りで真冬にトップウォーターは無謀なのか

ポッパー

真冬にトップウォーターで釣れる条件が1つだけあります。
その条件とは、湖や川の底の水温が4℃になり、晴れた日です。
水温は4℃が最も比重が重いため、冷たい水が全て底に溜まります。
そうなると、少しでも気温が上がるとボトムからブラックバスが離れ、水温が底面より温かいシャロー(浅場)へと一気に移動します。
シャローに上がっても、冷たい空気と触れる水面は嫌いますので、カバー回りを攻めるといいでしょう。

真冬のバス釣りは夜(夜釣り)の方が釣れるのか

月夜

真冬の夜はかなり冷え込むため、釣れないことのほうが多いです。
夜が明ける朝マヅメの時間帯や、水温が上がりだす昼過ぎのほうが釣果は出やすいです。

まとめ

水温が5℃を下回ると、ブラックバスがバイトするまでとにかく待つことが大事になります。
自分が選んだ場所で信じたルアーを投げ倒し、釣果を上げることができたら、今後どんなに厳しい状況でも釣果を上げることができるでしょう。

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