8つもあるバス釣りでのシャッドの使い方解説

8つのシャッドの使い方 バス釣り用ルアー

バス釣りでシャッドを使う場合、8つも使い方があります。同じシャッドプラグでも、この8つの使い方を覚えることで、今まで以上にブラックバスを釣ることができます。
今回は、シャッドの8つの使い方だけでなく、それぞれの使い方に対してのロッド、リールの選び方まで紹介します。

8つのシャッドの使い方

8つの使い方をすれば、8つのアクションがあります。どのようなアクションをしているか目で確認することが重要です。これから紹介する8つのアクションを練習する時は必ず、足元にルアーを投げ、どのようなアクションをしているか確認しましょう。それでは、8つの使い方を見ていきましょう。

ただ巻き

スピニングリールのただ巻き

その名の通り、シャッドを投げて一定の速度で巻くだけです。このただ巻きが基本の動きです。
このときに確認していただきたいシャッドの動きが、ロール(ボディを左右に倒し込むアクション)とウォブル(頭を左右に振るアクション)です。どの程度シャッドがローリングしているのか、どの程度ウォブリングしているのか確認していると、ロングキャストをして動きを目視で確認できないときでも、アクションを頭の中で想像して巻くことができます。

高速巻き

ULアクションのロッド

ただ巻きよりも速いスピードで巻く釣り方です。
ただ巻きと比べるとタックルのセッティングが少しシビアになります。この高速巻きで難しいのは、速く巻くと竿先がブレる事が多くなり、シャッドが自分のイメージする泳ぎにならないことです。どうしてもブレてしまう場合は、柔らかいロッド(UL〜L)を選び、竿先を予めシャッドが泳ぐ抵抗で曲げておくことで、ブレを少なくすることができます。しかし、ロッドが柔らかすぎるとシャッドの立ち上がりが悪くなるため、リールはハイギアにすることをおすすめします。
ハイギアで巻くのが重いと感じる方はノーマルのギアでもいいですが、竿は少しかため(L〜ML)にすると良いでしょう。

トゥイッチング

シャッドのトゥイッチ

トゥイッチングとは、ロッドでルアーを10cm程度、瞬間的に動かすことです。
足元にルアーを落とし、どの程度のロッドのアクションで10cm程度瞬間的に動くのかを確認することが非常に大事です。そうすれば、シャッドを遠投した際も、頭の中のイメージでブラックバスを誘い出すことができるでしょう。
ロッドは6ftまでの柔らかめ(L〜ML)のロッドが操作しやすいです。

ジャーキング

シャッドのジャーキング

ジャーキングとは、ロッドでルアーを30〜50cm程度、瞬間的に動かすことです。

トゥイッチング同様、どの程度のロッドのアクションで30〜50cm程度瞬間的に動くのかを確認することが非常に大事です。足元での目視のアクションと、遠投したときのイメージしているアクションがきちんと一致することが重要です。
ロッドは6ftまでのやや張りのある(ML〜M)ロッドが操作しやすいです。

リッピング

シャッドのリッピング

リッピングとは、ロッドでルアーを1m程度引っ張ってあげることです。引っ張った分だけ回収し、また引っ張ることの繰り返しです。
ロッドの硬さでシャッドの動きが変わります。硬いロッドだと一定の速度で動きやすく、柔らかいロッドだと動き出しと、1m程度引っ張った終わりの速度が遅いアクションがでます。

ストップ・アンド・ゴー

シャッドのストップ・アンド・ゴー

リールのハンドルを回しては止める動作がストップ・アンド・ゴーです。ただ巻きや高速巻きに時折、ストップを入れる釣り方です。
シャッドが泳ぐ・止まるのメリハリが大事ですので、ML〜Mが良いでしょう。

ポンプリトリーブ

ポンプリトリーブは、少し柔め(UL〜L)のロッドでシャッドを引いてきて止め、ロッドが元に戻る分のラインスラッグ(糸ふけ)を回収する方法です。
常にシャッドにライン(糸)のテンション(張力)が張った状態を意識するとポンプリトリーブはやりやすいです。

ラリーニクソンというアメリカのバスプロが来日した際に、日本のバスプロに伝授したのが日本でのポンプリトリーブの始まりとされています。

段巻き(三角巻き・四角巻き)

スピニングリールの段巻き

リールを高速でハンドルを1回転させる間に、数回に分けてリールのハンドルの動きにストップをかけるやりかたです。

JBTOP50(日本のバストーナメントのカテゴリーの一つ)で活躍していた山木一人プロが得意とする釣り方です。
スピニングリールを使ったタックルを使用することが多いのですが、リールの選び方が非常に重要な釣り方です。シマノであればヴァンキッシュなどに搭載されているマグナムライトローター、ダイワであればイグジストなどに搭載されているエアローターと呼ばれる、ローターが軽いリールを選びましょう。
慣性の法則で、ローターが軽いほうがハンドルを素早く動かしやすいためです。

まとめ

8つのシャッドの使い方を解説させていただきました。
それぞれの使い方を頭に入れ、動かし方を練習していくことでどんどん釣果が伸びるでしょう。シャッドの使い方が向上するただ一つの方法は、この8つの釣り方でどんどんブラックバスを釣ることです。

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