チャターベイトの使い方解説-季節や時期を考慮した出しどころとは-

チャターベイトの使い方 バス釣り用ルアー

巻いても打っても使えるチャターベイト。使える範囲が広いことから、使い方や出しどころに困ってしまうこともあります。
今回は、チャターベイトの使い方や最大限の威力が出る時期や季節、そしてロッドについて紹介します。

チャターベイトの使い方

チャターベイト

チャターベイトの最大の特徴は、ラバージグのヘッド部分に付いているブレードです。
チャターベイトを巻いてくることによって、このブレードがラバージグとトレーラーを振動させ、ブラックバスに気づかせることができるのです。
よって、チャターベイトの使い方は、このブレードを振動させるために巻いて使います。

チャターベイトの結び方

チャターベイトの結び方

チャターベイトの結び方は、ブレードに付いているスナップにラインを結びます。
ダブルクリンチノットやパロマーノットなど、強度のある結び方で結束しましょう。

チャターベイトの使い方と結び方が分かったところで、チャターベイトの出しどころをみていきましょう。

チャターベイトの出しどころ

チャターベイトの出しどころは、クランクベイトとラバージグが使えるエリアです。この2つのルアーをイメージして使うとチャターベイトの出しどころが見えてきます。
それでは詳しくみてみましょう。

クランクベイト的な出しどころ

池の水生植物と岩

クランクベイト的に使うのであれば、リップラップ(捨て石)や立木回りがいいでしょう。クランクベイトのリップを、リップラップ(捨て石)や立木にあてた時の振動が、チャターベイトのブレードが振動するイメージと重ねることができるようになると、釣果が出るようになってきます。

ラバージグ的な出しどころ

水中のカバー

ラバージグ的に使うのであれば、ウィード(水草)エリアやカバー回りがいいでしょう。チャターベイトをウィードやカバーの下に落として、上に引いてくる時の振動が縦のクランクベイトのイメージで巻くと、釣果が出るようになってきます。

チャターベイトは、クランクベイトやラバージグのイメージで使用するのであれば、季節や時期を問わず一年中サーチベイトとして広範囲に探れるルアーです。
さらに、このチャターベイトの能力が最大限に発揮される限定的な季節と使い方があるのです。
それではみていきましょう。

チャターベイトの能力が最大限に発揮される季節や時期

3つのチャターベイト

チャターベイトの能力が最大限に発揮される時期は、春先から梅雨前までの、ブラックバスが産卵直後のポストスポーンと呼ばれる状態のときです。
しかし、この時期にチャターベイトで釣果をあげるには使い方があります。それでは、その使い方をみていきましょう。

春先から梅雨前までのチャターベイトの使い方

池の立木やウィード

このポストスポーンのブラックバスの大きなメスの個体は、カバー下の中層に浮く傾向があります。
このような状態のブラックバスを釣るには、カバーの中にチャターベイトをピッチングやスキッピングで奥まで入れて引いてくる使い方が有効です。
テキサスリグやクランクベイトを通しても釣れない個体が釣れてくれます。

チャターベイトに最適なロッド

ロッドの長さ

グラスコンポジットのロッド

チャターベイトはクランクベイトをイメージして使うこともありますが、クランクベイトとの決定的な差は、泳ぐレンジ(深度)コントロールをアングラー(釣り人)が行う点です。
リップラップやウィードの高さに合わせてチャターベイトを引く時は、ロッドが長い方が調整しやすいです。よって、6.10ft以上のロッドがいいでしょう。

ロッドの硬さと素材

池とロッド

高弾性カーボンのロッドだと、リップラップなどにあたった際にチャターベイトが弾かれすぎてしまうので、グラスロッドやグラスコンポジットのロッドを選ぶといいでしょう。
しかし、カバー回りなどに対して使う時はブラックバスに主導権を与えないように、低弾性のカーボンのロッドやグラスコンポジットのロッドを選ぶと良いでしょう。

まとめ

チャターベイトは年間を通して使えるルアーですが、その威力を最大限に発揮させるための時期や季節に合わせた使い方があります。使い方が広い分、ロッドの考え方も様々です。
自分なりのチャターベイトのタックルを構築し、ぜひデカバスを仕留めてください。

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