満月や新月での大潮はバス釣りに関係あるのか

大潮でのバス釣り 季節

月齢でいう新月と満月は大潮にあたります。海では聞き慣れたこの大潮は、淡水の生き物であるブラックバスに関係があるのでしょうか。
今回はこの大潮とバス釣りの関係について説明します。

大潮とは

満月

地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。 この時期を「大潮」といいます。

出典:国土交通省気象庁潮汐の仕組みより引用

海では月の満ち欠けで潮位が変わりますが、ブラックバスが生息している淡水域は、海とつながっている川を除き水位などは変動しません。
ではこの水位以外での、大潮になる満月と新月がブラックバスに及ぼす影響をみていきましょう。

満月がバス釣りに影響するもの

満月

満月の光量は、ブラックバスが住んでいる水中を明るく照らします。
小魚などがこの月明かりに照らし出されることによって、ブラックバスは夜間も捕食することができます。
それにより、満月の夜にエサを食べてしまったブラックバスは、日中にエサを食べないときがあります。

新月がバス釣りに影響するもの

新月

新月は光量が少ないため、夜間に水中を照らし出すことはありません。
よって、ブラックバスは夜間の捕食が少なくなり、日中に捕食することが増えるのです。

このように、満月と新月が水中に及ぼす影響を考えると、ブラックバスは満月の時の昼間はエサを捕食せず、新月の時の昼間はエサを捕食するように感じるでしょう。
それでは、誰しもが釣りたいと思う大きなブラックバスが、はたして月齢の影響を受けているのかみていきましょう。

大潮はデカバスを釣ることに関係があるのか

1986年からアメリカでは、13lb以上のデカバスが釣れた時のタイミングと月齢との相対関係を調べた、シェアランカープログラムというデータを発表しています。

月齢とデカバスの釣果のグラフ

Since 1986, 548 bass have been entered in the ShareLunker Program, and catch date and moon phase are available for each fish. The figure below derived from those data tells me that moon phase has little to do with catching oversize bass.

出典:LURENETYou Are Wrong About Moon Phasesより引用

直訳:1986年以来、548匹のバスがShareLunkerプログラムに登録されており、魚ごとに捕獲日と月相が利用可能です。
これらのデータから導き出された下の図は、月の満ち欠けが特大のバスをキャッチすることとはほとんど関係がないことを示しています。

大潮とバス釣りの関係

ブラックバス

アメリカの30年以上に渡るデータ結果によると、大潮になる満月や新月などの月齢がデカバスを釣るタイミングとは関係がない事を説明していますが、この月齢がまったく影響していないとは言い切れません。
アングラー(釣り人)は様々な状況や情報から、その時のタイミングでブラックバスを狙います。
そしてその時のタイミングとは、月齢や天候・水温・季節などのトータル的な情報を元に、ブラックバスを狙うことが重要なのです。
この重要な情報の1つに月齢が入っているのであれば、バス釣りとの関係はないとは言い切れないのです。

まとめ

バス釣りにおいて、大潮という情報だけにとらわれずに、たくさんの情報の中でも1つのデータとして使われるということを理解しなければなりません。
それを踏まえて、ぜひ大潮という満月や新月のタイミングで、デカバスを釣り上げてください。

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