梅雨のバス釣りでのルアー-ストレートワームとトップウォーターが効く理由解説

梅雨 季節

梅雨のバス釣りは、川はもちろんリザーバーや野池でも濁りが出やすく、状況を踏まえたルアー選びが重要となってきます。
今回は、梅雨時期のバス釣りのルアーはなぜ、ストレートワームとトップウォーターが効くのか解説していきます。

梅雨にストレートワームが効く理由

ミミズ

梅雨時期のブラックバスのエサといえば、ミミズです。
ミミズは皮膚呼吸であり、梅雨に入ると土の中の水分が多くなり呼吸困難になります。よって、普段土の中にいるミミズはこの梅雨時期に限っては土の中から出てきてしまうのです。よく、雨のあとに道路でミミズが死んでいるのはこのせいです。
土から出てきたミミズはそのまま川や池の中へと流され、ブラックバスのエサになってしまうのです。
このことから梅雨時期のルアーの選び方は、ミミズを模したストレートワームが非常に有効です。それでは、ストレートワームはどのような物を選んだらいいのか見ていきましょう。

ストレートワームの選び方

5種類のワーム

ボトム付近を狙うのであればグリーンパンプキン(通称グリパン)やスカッパノンを選び、ふわふわと中層を狙うのであればウォーターメロンなどのクリア系を選ぶといいでしょう。
クリア系のワームはラメ入りの物を選ぶと釣果が上がる場合が多いです。

長さ

手とワーム

梅雨時期はストレートワームの長さよりも、太さと硬さで選んであげると良いでしょう。
濁りが弱い場合は細く柔らかいもの、濁りがきつい時は太く硬い物を選びましょう。
ストレートワームを持っていない方は4〜6インチ程度の長さをまず選び、徐々にサイズを揃えていけば問題ありません。

梅雨にトップウォーターが効く理由

ブラックバスが口に物をくわえる時は、目と、人間だと耳にあたる側線という器官で物を確認しています。梅雨時期は普段よりも濁りがきつい時が多いため、ブラックバスにとって物を目視で確認することは困難になります。
そんな時は側線に響きやすいトップウォーターを選ぶといいでしょう。水面での波紋がブラックバスの側線に響くため、口を使わせることが可能になります。
それでは、どのようなトップウォーターのルアーを選べばいいか見ていきましょう。

トップウォータープラグ

ポッパー

水面で大きな波動を立て、移動距離が少ないポッパーやビッグバドなどを選びましょう。
梅雨時期に関しては、クイックな動きを得意とするペンシルベイトではミスバイトがでる可能性が高くなります。

ワームをトップで使う

太めのワーム

エサで考える場合に紹介したストレートワームをマスバリでワッキー掛けにし、ロッドを立てて水面をぴくぴくさせて波動を出すのも効果的です。少し太めで硬い素材のものを選ぶと波動も出しやすく、釣果も上がりやすくなります。

まとめ

梅雨時期は人間にとって過酷な場面が多いですが、その分釣果も伴う事が多いです。
レインウェアや長靴、救命胴衣などでしっかりと雨の対策をし、今回紹介したルアーでしっかりと釣果を出すことにチャレンジしてみてください。

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