オフセットフック・ストレートフック・ナローゲイプの3種類のフックは、テキサスリグだけではなく、ノーシンカーやダウンショットなど、根がかりしそうなポイントで使われる事が多いフック(針)です。
今回はこの3つフックのワームの付け方のポイントや、フックごとの付け方だけでなく、ワームの身切れを防止するバネチューンについて紹介します。
3つのフックで共通するワームの付け方の1つのポイント
![ストレートフックの刺さったクロー系ワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7974-2-1024x768.jpg)
3つのフックで共通する、ワームを付ける際に気をつけるポイントが1つあります。
それは、フックをまっすぐワームに刺すということです。
理由は、
- ワームを回転させないため
- ワームをイメージ通りに動かすため
- パターンフィッシングに持ち込むため
の3つです。それでは、それぞれの詳細をみていきましょう。
ワームを回転させないため
フックがズレてしまうと、ワームが水中に落ちるときや回収するときにくるくると回ってしまうことがあり、糸よれの原因になってしまいます。
ワームをイメージ通りに動かすため
フックがズレてしまうと、イメージしている通りにワームが動いてくれず、想像している釣りができなくなってしまいます。
パターンフィッシングに持ち込むため
フックがズレていたとしても、ブラックバスは釣れます。しかし、ワームがズレていたときに釣れた魚であり、きちんとまっすぐ刺した時は釣れないかもしれません。
フックの刺し方も、どのようなパターンで釣れたのかを判断する重要な要素です。
フックをワームにまっすぐ刺す重要性が分かったところで、オフセットフック・ストレートフック・ナローゲイブの3つのフックのワームの付け方を見ていきましょう。
オフセットフックのワームの付け方
①オフセットフックとワームを準備します。
![シャッドテールワームとオフセットフック](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7957-2-1024x768.jpg)
②ワームにフックを通す箇所を確認する。
![シャッドテールワームとオフセットフック](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7958-2-1024x768.jpg)
③確認したワームの頭にフックを刺す。
![ワームにオフセットフックを刺す](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7959-2-1024x768.jpg)
④そのままフックを入れていき、180度回転させます。
![シャッドテールワームとオフセットフック](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7960-2-1024x768.jpg)
⑤フックをワームの側面にあてがい、フックを抜く箇所を再度確認する。
![オフセットフックの抜くところを確認](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7962-2-1024x768.jpg)
⑥抜いたフックの針先を皮一枚ワームに刺す。
![オフセットフックを皮一枚で刺す](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7964-2-1024x768.jpg)
⑦まっすぐきれいに出来上がっているか確認して、完成。
![オフセットフックに刺さったワンナップシャッド](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7963-1024x768.jpg)
ストレートフックのワームの付け方
①ストレートフックとワームを準備します。
![ストレートフックとクロー系ワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7968-2-1024x768.jpg)
②ワームにフックを通す箇所を確認する。
![ストレートフックをワームに刺す説明](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7970_3-2-1024x768.jpg)
③確認したワームの頭にフックを刺す。
![ストレートフックが刺さったクロー系ワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7971-2-1024x767.jpg)
④そのままフックを入れていき、180度回転させます。
![ストレートフックを回転させる説明](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7972-2-1024x768.jpg)
⑤フックをワームの側面にあてがい、針先がギリギリ出ないところを確認する。
![ストレートフックの針先を出さない説明](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7973-2-1024x768.jpg)
⑥まっすぐきれいに出来上がっているか確認して、完成。
![ストレートフックの刺さったクロー系ワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7974-2-1024x768.jpg)
ナローゲイプのワームの付け方
![ナローゲイブとストレートワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7976-2-1024x768.jpg)
ナローゲイプはオフセットフックと針の通し方は同じですが、針先の仕舞い方がオフセットフックの方法でもストレートフックの方法でも構いません。
今回は、針先の仕舞い方の2つの方法をストレートワームを使って見てみましょう。
オフセットフックのような付け方
針先をワームから抜いたあとに、皮一枚で針先を刺します。
![ナローゲイブの刺さったストレートワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7978-2-1024x768.jpg)
ストレートワームのような付け方
針先をワームから抜かずに、ギリギリ針先が出ないようにします。
![ナローゲイブの付け方](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7977-2-1024x767.jpg)
バネチューンの作り方
ワームを何度もキャストしたり、ブラックバスを釣り上げたりした際に、ワームの頭の部分が身切れしてしまい、ワームが使えなくなります。
しかし、身切れしにくくするバネチューンという方法がありますので、見ていきましょう。
バネチューンで用意するもの
![オフセットフックとバネとワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7982-2-1024x768.jpg)
オフセットフックとワームに、バネを準備するだけです。
釣具屋にも売っていますが、ホームセンターなどにも売ってます。
ワームの頭に入るサイズであればどのようなものでも構いません。
バネチューンの作り方
①バネを刺す箇所を確認する。
![ワームにネジを刺す確認](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7979-2-1024x768.jpg)
②ワームにバネをねじ込んでいく。
![バネをワームにねじ込んでいく](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7980-1024x768.jpg)
③もしバネがワームから出ている場合は、ペンチで出ている部分を切り落とす。
![ワームとペンチ](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7981-1024x768.jpg)
④バネにオフセットフックを通しながら刺す。
![ワームに刺さったバネとオフセットフック](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7983-1024x768.jpg)
⑤まっすぐきれいに出来上がっているか確認して、完成。
![バネチューンされたワーム](https://tsuriron.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7985-2-1024x768.jpg)
まとめ
オフセットフック、ストレートフック、ナローゲイプの3種類それぞれに付け方に特徴があります。ワームをつけることは難しいため、釣りに出かける前に家で何度も練習することをおすすめします。
まっすぐワームを付けられるようになったら、ぜひブラックバスを釣ることにチャレンジしてみてください。
コメント