バス釣りでのブレイクとは-用語の解説や見つけ方や攻め方を紹介-

バス釣りでのブレイクの見つけ方 釣りの知識

ブレイクという用語は、バス釣りをしているとよく耳にすることがあります。
今回は、用語の意味や見つけ方、攻め方を解説します。

バス釣りでのブレイクとは

池の水生植物と岩

ブレイクとは、水中の地形に対して明確な違いが2つ以上ある場所を指します。
それは、レンジ(水深)や地質の変化だけでなく、岩や木が沈んでいる場所も指します。
また、水面に張り出している木の枝が水中に入っている場所もブレイクと呼びます。

バス釣りでのブレイクラインとは

池

ブレイクラインとは、ブレイクが連なっている場所を指します。
それに付け加え、濁りや水温などの水質が変化しているラインも指します。
ブレイクとは点であり、ブレイクラインとは線であることを覚えておけばいいでしょう。

バス釣りでのブレイクの重要性とは

ブラックバス

ブラックバスは、捕食するときにブレイクを行き来し、産卵行動を行うときはブレイクラインに沿って動きます。
ブラックバスの生活はブレイクと密接に関わっているため、バス釣りにおいてブレイクは重要なのです。

バス釣りでのブレイクの見つけ方

ブレイクは、2つ以上の変化を見つけなければなりません。
目視で確認できるストラクチャー(障害物)はすぐに見つけることができます。
今回は、見つけることが難しい水中の変化の見つけ方を紹介します。

レンジ(水深)の変化の見つけ方

池

手持ちのルアーの中で、1秒間でどのくらい沈むのか把握できているものを選びます。
おすすめはテキサスリグです。
キャストする立ち位置から、10m間隔で遠投していきます。
必ずカウントダウンをして、ルアーがどのくらいでボトム(底)に着底するのかを測るようにしましょう。

ストラクチャーの見つけ方

テキサスリグ

レンジの変化を見つけるために、キャストしたテキサスリグでボトムを取ったのち、そのままズルズルと足元まで引っ張ってきましょう。
岩などのストラクチャーとなるものにテキサスリグがあたると、ロッドから手に感触が伝わってきます。

ブレイクの見つけ方についてわかったところで、ここからはブレイクの攻め方についてみていきましょう。

ブレイクの2つの攻め方

ブレイクの攻め方は2つあります。ブレイクに対してルアーを直接投げて「迎えに行く釣り」をするか、ブレイクに対して離れた場所にルアーをキャストして「呼んで来る釣り」をするかの、どちらかの攻め方です。
それでは、それぞれの攻め方をみていきましょう。

ブレイクに対して迎えに行く釣り

ロッドと湖

「ブレイクに対して迎えに行く釣り」の場合、ブレイクに向かって直接ルアーを投げます。
重要なポイントは、1回だけ通すのではなく、ルアーを引いてくる角度を変えて何度も通すことです。
ブレイクが絡んでいると、ルアーを1回通しただけではブラックバスが気づかないことがあるので、何度も通してルアーの存在に気づかせることが重要です。

ブレイクに対して呼んで来る釣り

ホバスト

「ブレイクに対して呼んでくる釣り」とは、ブレイクよりも上にルアーを通す釣り方になります。
この方法で、ブレイクに直接ルアーを通しても反応してくれないブラックバスを釣ることができます。
具体的には、トップウォーターで水面までブラックバスを呼ぶ釣り方です。ブレイクが水深6m以上あっても呼ぶことができます。
トップウォーターでブラックバスが出ないときは、水深を少し下げてあげてミドストホバストで呼ぶ釣りをしてもいいでしょう。

まとめ

ブレイクの攻略は、ブラックバスを釣るための攻略と言っても過言ではありません。
ぜひ、ブレイクを攻略して、視点を替えた釣り方でバス釣りを楽しんでみてください。

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