ルアーのトレブルフック(トリプルフック)を交換する時などに、正しい向きがあるのかどうか気になる方は多いのではないでしょうか。
今回は、正しいトレブルフック(トリプルフック)の向きについて解説します。
正しいトレブルフック(トリプルフック)の向き
トレブルフックの向きは、フロントフックとリアフックで異なります。
それでは、それぞれみてみましょう。
フロントフックの向き
フロントフックのトレブルフック(トリプルフック)の向きは、2本のフックがルアーのお腹に沿うように付けます。
フロントフックの1本だけがルアーに当たるような向きは、ルアーにフックが引っかかることがあるためです。
フックがルアーに引っかかると、ルアーがアクションしなくなります。
ミノーやジャークベイトなどはトレブルフック(トリプルフック)が3つ付けられているものが多いですが、センターフックもこの理由からフロントフックと同じ向きで付けます。
リアフックの向き
リアフックの向きは、フロントフックとは逆の向きに付けるようにします。
リアに付けるトレブルフック(トリプルフック)の3本のフックの役割は異なります。
上向きの1本は、ワームで使うジグヘッドのような役割です。
後方からルアーを追いかけてきた魚がルアーに食いついた時に刺さることが多いフックです。
下向きの2本は、下から食いあげてきた魚に掛かることが多いフックです。
下から魚がルアーに食いあげる時はミスバイトが多いため、2本のフックを下に向かせるのです。
まとめ
トレブルフック(トリプルフック)の向きを正しく付けてあげることで、ルアー本来の力を引き出すことができます。
少しの差が大きな差になるルアーフィッシングですので、ぜひ、トレブルフック(トリプルフック)の向きにもこだわってみてください。
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