バス釣りでチューブワームを使ってみよう!ジグヘッドなどの刺し方紹介

バス釣りでチューブワームを使ってみよう バス釣り用ルアー

バス釣りで使うワームの種類の1つに、チューブワームというものがあります。
今回は、チューブワームの使い方や、ジグヘッドやオフセットの刺し方などを紹介します。

チューブワームとは

日本ではチューブワームと呼びますが、アメリカではチューブベイトと呼びます。

A tube bait is a hollowed-out, cylindrical soft plastic lure, with a tentacle-encased open end and a closed rounded head. 

出典:BassProShopsTube Bait Basics for Smalliesより引用

直訳:チューブベイトは、中空の円筒形の柔らかいプラスチックルアーであり、触手で覆われた開口端と閉じた丸いヘッドが付いています。

ボディの中身が中空で、フラスカートが付いたものをチューブワームと呼びます。

チューブワームの使い方-基本編-

チューブワームの基本的な使い方は、ジグヘッドやテキサスリグです。
それぞれの使い方をみていきましょう。

チューブワームのジグヘッドの使い方

ジグヘッドはアイの位置と、ワームに対するヘッドの位置でアクションが変わります。
それぞれみていきましょう。

ジグヘッドのアイの位置

ジグヘッド

ジグヘッドのアイが、アーキーヘッドタイプのように上に付いているものはスパイラルフォールしやすく、ラウンドヘッドのように横に付いているものは真っ直ぐフォールしやすいです。

ワームに対するヘッドの位置

チューブワーム

ワームに対するヘッドの位置は、埋め込むパターンと、ヘッドをワームの外に出して使う2つのパターンがあります。
ヘッド部分を外に出したほうがフォール速度が速くなります。

チューブワームのテキサスリグの使い方

チューブワームのテキサスリグ

チューブワームは中空ですが、ボディはバルキー(大きい)です。
チューブワームのテキサスリグに使うオフセットフックは、ゲイブが大きいワイドゲイブのフックを選ぶようにしましょう。

それでは、ジグヘッドやオフセットフックの付け方をみていきましょう。

チューブワームのジグヘッドの4つの刺し方(付け方)

シャンクの長いジグヘッドの刺し方

①チューブワームと、ジグヘッドを用意します。

チューブワームとジグヘッド

②ジグヘッドのヘッドをチューブワームの中に入れていきます。

チューブワームとジグヘッド

③アイの位置を確認します。

チューブワームとジグヘッド

④アイをワームから出して完成です。

チューブワームとジグヘッド

ジグヘッドのヘッドを出す刺し方

①チューブワームにジグヘッドを合わせてみて、フックポイントを抜く場所を確認します。

チューブワームとジグヘッド

②チューブワームの頭から刺していきます。

チューブワームとジグヘッド

③ジグヘッドのワームキーパーまでチューブワームを差し込んで、完成です。

チューブワームとジグヘッド

ガード付きジグヘッドの刺し方

①チューブワームにジグヘッドを合わせてみて、フックポイントを抜く場所を確認します。

チューブワームとジグヘッド

②ジグヘッドのアイが出る場所から刺していきます。

チューブワームとジグヘッド

③ヘッド部分まで差し込んでいきます。

チューブワームとジグヘッド

④力強くヘッドを押して、チューブワームの中に入れていきます。

チューブワームとジグヘッド

⑤まっすぐ刺さっていることを確認して、完成です。

チューブワームとジグヘッド

ショートシャンクのジグヘッドを中に入れる刺し方

①ジグヘッドをチューブワームの中に入れていきます。

チューブワームとジグヘッド

②ジグヘッドのベンドに沿って、チューブワームを入れていきます。

チューブワームとジグヘッド

③ヘッドが奥まで届いたらフックポイントを抜いて、完成です。

チューブワーム

チューブワームのオフセットフックの刺し方(付け方)

チューブワームをテキサスリグやキャロライナリグで使う場合は、オフセットフックを使います。
チューブワームは中空ですが、通常のオフセットフックの付け方と変わりません。
それではみていきましょう。

①フックをチューブワームに合わせてみて、フックポイントを抜く位置を確認します。

チューブワームとオフセットフック

②頭からフックを刺していきます。

チューブワームとオフセットフック

③フックを反転させたところで、再度フックポイントを抜く箇所を確認します。

チューブワームとオフセットフック

④フックを通して、フックポイントを皮一枚で隠したら完成です。

チューブワームとオフセットフック

チューブワームの使い方-応用編-

チューブワームは中空であることを活かして、バックスライドや、フローティングにセッティングできます。
それではそれぞれみていきましょう。

チューブワームのバックスライドセッティング

①中空のスペースに入るサイズの、高比重系ワームを準備します。

チューブワーム

②高比重系ワームをチューブワームの中に差し込んでいきます。

チューブワーム

③奥まで差し込みます。

チューブワーム

④オフセットフックを逆に合わせて、フックポイントを抜く位置を確認します。

チューブワーム

⑤高比重系ワームとチューブワームの両方にフックを刺していきます。

チューブワーム

⑥フックがまっすぐ付いているか確認して、完成です。

チューブワーム

チューブワームのフローティングセッティング

①隙間埋めなどに使う円形の発泡素材を用意します。
ホームセンターで購入することができます。

チューブワーム

②チューブワームの中に発泡素材を入れていきます。

チューブワーム

③カットして完成です。

チューブワーム

これで水中で浮かせて使うことができます。
キャロライナリグダウンショットリグで使うといいでしょう。
また、浮くことを利用して、リリーパッドの上をノーシンカーで引いてくる使い方もできます。

ジグスピナーのトレーラー

ジグスピナー

ジグスピナーのトレーラーとしても非常に相性がいいです。

チューブワーム用ジグヘッド

ジグヘッド

ジグヘッドをワーム内に入れる場合、重いジグヘッドだとヘッドが大きくなり、中空の中を通らないことがあったり、ワームが裂けてしまうことがあります。
このような場合はチューブワーム用のジグヘッドを使えばいいでしょう。
もしチューブワーム用のジグヘッドが無ければ、海用のヘッドが長いジグヘッドなどで代用できます。

まとめ

チューブワームは中空であることを利用して様々な発想で使うことができます。
ぜひ、柔軟な発想でチューブワームを使いこなしてください。

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