今回は、ダブルフックに交換するメリットとデメリット、ダブルフックの付け方を解説をします。
ダブルフックに交換する2つのメリットと3つのデメリット
ダブルフックの2つのメリット
根がかりが少ない
フックポイントを上向きに付けることによって、根がかりを少なくすることが出来ます。
根がかりが減ればルアーのロストも減るのでお財布に優しく、環境に優しく、キャスト数も増えます。
金属音が少ない
トレブルフック(トリプルフック)とスプリットリングがこすれる金属音を極端に魚が嫌うことがあります。
ダブルフックはトレブルフック(トリプルフック)と比較すると、金属音が少ないのが特徴です。
よって、エサとして食わせる要素が強いスイムベイトには金属音を避けるためにダブルフックを使う事が多いです。
ダブルフックの3つのデメリット
フッキング率が下がる
トレブルフック(トリプルフック)と比較すると、フックの数が1本少ない分、フッキング率は下がります。
食い気が下がっていたり、釣り人の多さからプレッシャーでショートバイトが多くなった時は特に顕著に現れます。
食い気が立っている時は、ルアーを丸呑みにすることが多いので、ダブルフックでも問題ありません。
ルアーのアクションが変わる
トレブルフック(トリプルフック)からダブルフックに交換すると、ルアーのアクションが変わることがあります。
この原因は2つあります。
1つは、トレブルフック(トリプルフック)よりもダブルフックのほうが軽いため、ルアーのバランスが変わってしまうためです。
もう1つは、ダブルフックではスプリットリングを使用しないことが多いため、ルアーのフックアイとダブルフックの間に遊びがなく、ダブルフックの動きがルアーに直接影響を与えてしまうからです。
トレブルフック(トリプルフック)からダブルフックに交換した場合、かならず足元でルアーを泳がせて、きちんとアクションするかどうか確かめましょう。
バレることが多くなる
ダブルフックは、魚が掛かって首振りでバレることが多いです。
これは、スプリットリングがないために、ダブルフックを魚が振ってしまうとルアー自体を振り回してしまい、フックが掛かっている穴が広がることで抜けてしまうのです。
ダブルフックの付け方
①ダブルフックに交換したいトレブルフック(トリプルフック)を、スプリットリングごと外します。
スプリットリングのサイズに合ったスプリットリングプライヤーを使いましょう。
②ルアーのフックアイに直接ダブルフックを付けます。
フックポイントが上になるように付けるには図の通りです。
③フックを引っ張って完成です。
まとめ
スプリットリングを外す時に爪で外してしまうと、怪我をするおそれがあります。
フックを付ける時はくれぐれも注意して付けるようにしましょう。
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