バス釣りでのスポーニングの時期の攻略!釣れないのは大潮のせい?ルアーのせい?

バス釣りのスポーニング攻略 季節

スポーニングの時期のバス釣りに攻略方法はあるのでしょうか。
今回はスポーニング時期の、釣り場所の決め方やルアーの選び方などを紹介します。

バス釣りのスポーニングとは

ブラックバス

スポーニングとは直訳すると、「spawning」=「産卵すること」です。
産卵している状況のブラックバスを、バス釣りではスポーニングと言います。

バス釣りでスポーニングの時期とは

水温計

水温が約13℃〜18℃に上がってくる、おおよそ3月下旬から4月がスポーニングの時期です。

バス釣りでスポーニングを意識した場所の決め方

スポーニングは一気に始まるわけではなく、水温の上昇にあわせて水温の高い場所から徐々にスポーニングが始まっていきます。
その場所の決め方のポイントは、方角と土の色です。
ブラックバスがスポーニングを行う場所や回遊するルートを特定することは容易ではありませんが、この2つのポイントを押さえるだけで、かなり場所を絞り込むことができます。
それでは、詳しくみていきましょう。

方角

航空写真

太陽は東から昇り、南を通りますので、北西の岸から温められやすくなります。
よって、水温が最も上昇しやすい方角は、北西の岸となります。
しかし、フィールドによって日の当たり方が異なりますので、自分がバス釣りを行うフィールドでは、どの場所が一番日光が当たるのかを知っておくようにしましょう。

土の色

池

白い砂や石のエリアではなく、黒土や赤土のバンクを伴ったエリアの方が太陽光を吸収しやすいので、水温が高くなりやすい傾向があります。

この方角と土の色は、google earthgoogle mapの衛星写真でも確認することができます。
バス釣りに行く前に確認しておくことをおすすめします。

スポーニング中のバス釣りでのルアーの選び方

スポーニング中のブラックバスを釣るためのルアーの選び方は、食性に訴えかけるのか、食性以外に訴えかけるのかで異なります。
それでは、詳しくみていきましょう。

食性に訴えかけるルアーの3つの選び方

1・2・3

スポーニング真っ只中のブラックバスは、体力の消耗が激しい為、たくさんのエサを求めます。
しかし、体力が落ちているため、小さなエサをたくさん食べるようなことはしません。
1度でたくさんのエネルギーを得られるように、大きなエサを少ない捕食回数で得ようとするのです。
ブラックバスにルアーを大きく見せる要素は3つあり、物理的に大きいこと、膨張色、ディスプレイスメント(水押し)が強いことの3つです。

物理的に大きい

スタッガーワイド

物理的にサイズの大きなルアーを使ってみましょう。

膨張色

ルアー

赤や白、黄色などの膨張色と言われるルアーカラーで、同じルアーでも視覚的にルアーカラーで大きく見せることもできます。
物理的に大きなルアーを捕食できないような状況の時でも、ルアーのサイズを落として膨張色を使うなどのやり方もあります。

ディスプレイスメントが強い

スピナーベイト

ディスプレイスメント(水押し)を強くすることで、ブラックバスにルアーを大きく感じさせることができます。
これは視覚に訴えかけるものではなく、側線と呼ばれる、魚類が水中で水圧や水流の変化を感じとるための器官に訴えかけるものです。
クランクベイトであればロールよりウォブルの強いのを選んだり、スピナーベイトであればウィローリーフよりコロラドのブレードを選ぶことによって、ディスプレイスメントを強くすることができます。

食性以外に訴えかけるルアーの選び方

3種類のシャッドプラグ

産卵後、オスのブラックバスは卵を守るために1週間前後はエサを食べようとしません。
これは性ホルモンの影響です。
メスのブラックバスも同じく、性ホルモンの影響で全くエサを食べない時があります。
このような場合、視覚でエサだと訴えかけるルアーでは釣果をあげることができません。
ブラックバスの側線を刺激するようなルアーを選んであげましょう。
細かい波動を出せるシャッドやフラットサイドクランクで、ブラックバスの卵を狙うブルーギルを模したり、ラバージグのようにアクション後、ラバーがゆっくりとフレアしてブラックバスを焦らすことのできるルアーはブラックバスの側線を刺激します。

バス釣りでスポーニングの時期に釣れない理由

ルアー

スポーニングに入ったブラックバスは、ルアーに食いつかなくなることが多くなります。
よって、ルアーを通す場所にバスが居ないのか、居てもルアーに食いつかないのか、判断がつかないことが多くなります。
しかし、スポーニングの場所はある程度絞り込めるため、ルアーの選び方が間違っている場合が多いのです。
スポーニングの時期は様々なルアーを試してみることをおすすめします。

バス釣りでデカバスを狙うならスポーニングの時期の大潮なのか

満月

アメリカで取られているデータですが、1年を通してデカバスは釣れており、スポーニング期の大潮だからデカバスが釣れるという訳ではないです。
重要なのは、月齢や天候・水温・季節などのトータル的な情報を元に、ブラックバスを狙うことです。

まとめ

スポーニングの時期は、普段では選ばない驚くような色や大きさのルアーで釣れることがあります。
ぜひ、スポーニングの時期でしか味わえないバス釣りを楽しんでください。

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