その大きさから使うのを躊躇してしまいそうなロングワームですが、使ってみると案外違和感なく使えてしまうものです。
今回は、ロングワームの使い方や適したリグ、有効な時期を紹介します。
ロングワームの使い方
ロングワームはその大きさから、少しのロッドアクションや水流の変化で自発的にアクションしてくれるワームです。
この自発的アクションを最大限に活かすことで釣果が出てきます。
それでは、自発的アクションを生みやすいリグをみていきましょう。
リングワームに適したリグ
ノーシンカー
ロングワームの自発的アクションが最も活かせるリグです。
ノーシンカーワッキーなどで使う時は、身切れを防ぐためにシリコンチューブや、ワームキーパーを使います。
フリーリグ
ノーシンカーのイメージで釣ることができるフリーリグは、ロングワームとの相性がいいです。
ノーシンカーよりもレンジ(深さ)が深い場所を、フォール主体で狙う場合に適しています。
ネコリグ
ネコリグもリングワームの自発的アクションを生みやすいリグです。
ロングワームの場合浮力が大きくなるので、1.8g(1/16oz)〜3.5g(1/8oz)の重いネイルシンカーが必要です。
テキサスリグ
ロングワームはテキサスリグとも相性がいいです。
テキサスリグを使うとき、ロングワームは自重があることから、シンカーストッパーがあるとブラックバスがロングワームを咥えた時にシンカーの重みまで加わり、ブラックバスが吐き出すことが多くなります。
よって、シンカーストッパーは付けないほうがいいでしょう。
ロングワームのタックル
ロングワームのロッド
ノーシンカーやフリーリグの場合、硬いロッドだとロングワームが動きすぎてしまうため柔らかいロッドがいいでしょう。
ベイトフィネスのロッドは非常に相性がいいです。
テキサスリグであれば、ライトテキサス用のMH程度のロッドがいいでしょう。
ロングワームのリール
ノーシンカーなどはラインスラッグ(糸ふけ)を重視するため、ハイギアのリールのほうがフッキングが決まりやすいです。
ロングワームのフッキング
ロングワームは自発的アクションを生みやすいことから、水中で放置してブラックバスに食いつかせる釣り方が有効なときがあります。
放置してブラックバスがバイト(食いつき)してきた場合、少しラインを送ってゆっくりとフッキングするほうが、フックアップする確率が高くなります。
ロングワームにアクションを加えてバイトしてきた場合は、アクションの支点になるフックにバイトしてくることが多いので、すぐにフッキングしましょう。
ロングワームを使う時期
ロングワームは水温4℃を下回る極寒期を除く全ての時期で使えますが、特に有効になる時期を紹介します。
春のロングワーム
春はブラックバスにとって産卵の季節です。
産卵を控えたブラックバスは、栄養を蓄えるために大きなエサを捕食する傾向があります。
このような状態のブラックバスにロングワームはぴったりです。
アフターのロングワーム
産卵が終わったあとも、産卵で失った体力を回復するために大きなエサを捕食する傾向があります。
産卵後のアフターの時期にもロングワームを使ってみましょう。
夏のロングワーム
夏はうなぎやテナガエビを捕食するブラックバスが増えてきます。
ロングワームがマッチ・ザ・ベイトになる時期なので、ぜひ使ってみてください。
ロングワームを野池で使ってみよう
ロングワームの大きさから野池で使うことは躊躇してしまいそうですが、何を投げても釣れない時にロングワームだけに反応するときがあります。
ブラックバスを呼んでくれるワームですので、あまり着水音を気にしなくて大丈夫です。
不思議とロングワームだとブラックバスは逃げないことが多いです。
おすすめのロングワーム
ゲーリーヤマモト カットテール
最大の大きさが10インチの非常にしなやかなワームです。
塩入りの高比重で非常に身切れしやすいので、キャストはロッドのしなやかさを使って投げましょう。
イマカツ イールクローラー
ボディに張りがあり、水押しが非常に強いワームです。
カットテールと対局にあるワームですので、カットテールにバイトがない場合にイールクローラーを使うと釣果がでる場合が多いです。
ベイトブレス ヴェイン
まとめ
ロングワームの自発的アクションは、ロングワームにしか出せません。
ぜひ、ロングワームにしか出せないアクションを駆使して、ブラックバスを釣ってください。
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