一つテンヤの素材は鉛が使われることが多かったのですが、近年はタングステンを使用したものが出てきています。
今回は一つテンヤでのタングステンと鉛の違いや使い分け、おすすめのタングステンのテンヤを紹介していきます。
一つテンヤでのタングステンと鉛の2つの違い
比重
タングステンと鉛は比重が異なります。
タングステンの比重はメーカーで異なることがありますが、水:タングステン=1:18です。
鉛の比重は、水:鉛=1:11.3です。
比較すると鉛よりもタングステンの方が約1.6倍も比重が高いことが分かります。
サイズ
タングステンと鉛は比重が異なるため、同じ重さのテンヤを比較すると、タングステンのテンヤの方が小さくなります。
この2つの違いから、タングステンと鉛のテンヤでは使い分けが重要になってきます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
一つテンヤでのタングステンと鉛の使い分け
フォール速度
同じ重さのタングステンと鉛のテンヤのサイズ比較すると、タングステンの方が小さいことによって、水の抵抗を受けにくく、フォールの速度が速いです。
よって、海流が速い時や二枚潮が発生しているときはタングステンの方が底取りをしやすいです。
アクション
同じ重さの鉛とタングステンのテンヤをサイズ比較すると、鉛のテンヤの方が大きいことによって、水の抵抗を受けやすく、ゆらゆらとフォールするアクションを出しやすいです。
タングステンのテンヤは水の抵抗を受けにくいので、ゆらゆらとフォールするアクションが出にくいです。
これはどちらがいいという訳ではなく、タングステンと鉛を使い分けることによって様々な状況を攻略できるようになるということです。
ゆらゆらとゆっくりフォールするアクションに真鯛が反応するのであれば鉛を使い、アクションを極力抑えて速いフォールスピードに反応するときはタングステンを選ぶようにすると、より一つテンヤの釣り精度を上げることができます。
おすすめのタングステンの一つテンヤ5選
ジャッカル ビンビンテンヤ
ダイワ 紅牙テンヤTG(タングステン)
ダイワ(Daiwa) 紅牙遊動テンヤ+TG
ハヤブサ 無双真鯛貫撃テンヤTG
エコギア(ECOGEAR) TGオーバルテンヤ
まとめ
タングステンのテンヤを導入することによって、釣り方の幅が広がります。
鉛のテンヤしか使ったことのない方もぜひ、タングステンのテンヤを使ってみてください。
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