感度が良い一つテンヤロッドの選び方とは

一つテンヤロッドの感度 釣りの知識

一つテンヤを実際やってみると、ロッドの感度が悪いために底が取れなかったり、エサ取りの当たりが分からず、いつの間にかエサだけ無くなっていることがあります。
今回は、感度の良い一つテンヤロッドの選び方を紹介します。

一つテンヤロッドで重要な2つの感度

一つテンヤロッドに求められる感度は、手に伝わってくる手感度と、目で確認する目感度の2つの感度です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

手感度

ロッドとリール

魚の当たりや、テンヤが着底した時の当たりが手に伝わってくる感度を手感度と言います。
重いロッドより軽いロッドの方が手感度は上がります。

目感度

ロッドティップ

ロッドティップ(穂先)を見て当たりを確認します。
手に当たりが伝わってこない時でもロッドティップには当たりが出ることが多く、当たりが手に伝わる前よりも反応が早く出ます。
よって、ロッドティップに使われる素材が重要になります。

それでは、この2つの感度を得るために一つテンヤロッドはどのようなものを選べば良いのかみていきましょう。

2つの感度別の一つテンヤロッドの選び方

手感度重視と目感度重視のロッドはどのように選べば良いのかみてみましょう。

手感度重視の一つテンヤロッド

チューブラーの一つテンヤロッド

軽量のロッドの方が手感度が上がります。
よって、カーボン製のチューブラーのロッドがいいでしょう。
長いロッドよりも短いロッドのほうが軽くなるため、感度が上がります。
一つテンヤロッドは2.4m前後が一般的な長さですが、手感度重視であれば更に短いロッドを選びましょう。

目感度重視の一つテンヤロッド

ソリッドティップ

目で当たりを取るのであれば、ロッドティップがソリッドのものを選びましょう。
チューブラーは曲がったあとの元に戻ろうとする力が強いため、目で反応を確認する時に魚の当たりを弾いてしまうことがあるためです。
ソリッドティップであれば食い込み重視で弾くことも少ないので、目感度重視であればソリッドティップのロッドを選びましょう。

一つテンヤロッドは手感度と目感度どちらを重視するべきか

どっち

初心者の方であれば、手に伝わる感覚があれば集中力も保ちやすいので、手感度を重視した方がいいでしょう。
しかし、手に振動が伝わるより前にロッドティップには当たりが出ています。
即アワセを基本とする一つテンヤの釣りにおいて、できるだけ早く当たりを確認できたほうが釣果は上がります。
よって、中級者以上の方は、目感度を重視したロッドを選ぶことをおすすめします。

感度重視のおすすめ一つテンヤロッド

手感度重視のロッド

目感度重視のロッド

まとめ

一つテンヤロッドは専用のものもありますが、メバリング用やアジング用、ブラックバス用のロッドなどで代用することもできます。
重視したい感度を求めて様々なロッドに触れてみるのもいいでしょう。

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