ブラックバスのポストスポーン解説!釣れない時の攻略法とは

ブラックバスのポストスポーン季節

バス釣りにおいて、ブラックバスのポストスポーンとは何かを理解しておかなければ、釣れない状況になってしまうかもしれません。
今回は、ポストスポーンの意味やブラックバスの行動、釣り方などを紹介します。

ポストスポーンの意味とは

ポストスポーン

ポストスポーン(post spawn)は、「post-」=「〜の後」と、「spawn」=「卵を産む」を組み合わせて、「産卵後」と直訳できます。バス釣りでは、ブラックバスが産卵したあとの状態のことを指します。
ブラックバスは1シーズンで何度も産卵するため、何度もポストスポーンの状態があります。
ポストスポーンは略してポストと言ったりします。

ミッドスポーンとポストスポーンの違い

ミッドスポーンとポストスポーンの違い

ミッドスポーンとは、産卵開始から、そのシーズンの産卵が完全に終わるまでの状態を指します。
ポストスポーンとは、産卵直後のことです。

オスメスで異なるブラックバスのポストスポーン

オスとメスで、ポストスポーンは行動が異なります。
それぞれを詳しくみてみましょう。

オスのポストスポーン

ブラックバス

スポーニング(産卵)後のオスは、卵が孵化するまでの約1週間エサを食べずにずっと卵を外敵から守ります。
これは、性ホルモンの影響で食欲が抑制されるためです。
卵が孵化して、バスのフライ(稚魚)が大量に集まってボール状で泳ぎだす頃には、性ホルモンの分泌も抑えられていきます。
性ホルモンの分泌が抑えられたオスのブラックバスは、体力回復のためにエサを再び食べ始めます。
皮肉にも最初に食べ始めるのは、一番近くにいる自分が守っていたフライです。

メスのポストスポーン

ブルーギル

シャロー(浅場)でスポーニングを終えた後のメスは、少しレンジ(深度)の深い場所を回遊しながら、再び産卵するためにエサを食べ始めます。
どのようなエサを食べるのかは、そのフィールドによって異なります。
ポストスポーンの時期は様々な生物の産卵や冬眠明けと被ります。
カエルやザリガニの冬眠明けから、ワカサギの産卵、ブラックバスのスポーニングが進むにつれてブルーギルのスポーニングも始まります。

リッククラン

出典:BASSMASTER BIOGRAPHYより画像引用

アメリカで活躍しているバスプロのリッククランという選手の言葉に、「フクロウを理解したいのであれば、ネズミを研究しなければならない。」というものがあります。
どのようなエサを食べているのか、また、そのエサの行動を理解することによって、メスの行動も分かってきます。

ポストストーンのブラックバスの釣り方

野池

ポストスポーンのブラックバスを釣るためには、まず、そのフィールドのブラックバスがどのようなものを食べているのかを把握しましょう。
そのエサが分かったところで、決してそのエサの見た目だけを似せる必要はありません。
それは、ポストスポーンのブラックバスは、性ホルモンの影響でエサに食いつかなくなる時期が多くなるからです。
もし、ザリガニが多いフィールドで、ザリガニに似せたワームで釣れないのであれば、ルアーでザリガニが地面を這う時に出す音が出るものを使ってみましょう。
ラトルの入ったバイブレーションや、テキサスリグをシンカーとフックの間にビーズを挟んで音が鳴るようにするといいでしょう。
また、クランクベイトがボトムにあたるように巻いたり、ラバージグで小突いたりすることによってザリガニが逃げるようなアクションを出すことが出来ます。

ポストスポーンで釣れないときの対処法

ポストスポーンの時期に釣れないときは、ルアーの3つの要素を見直さなければなりません。
その3つの要素とは、レンジ、アクション、スピードです。

レンジ

水中の光

バスのレンジが上下しやすいポストスポーンの時期は、幅広いレンジを探ることが大事です。
バイブレーションやスピナーベイトは任意のレンジを攻めることができます。
また、決まったレンジを引いてくることができるクランクベイトやミノーなどで食いついてこない場合は、そのレンジで食いついてこないことを確認できることも利点です。

アクション

クランクベイト

クランクベイトであれば、ウォブルの強さであったり、ロールの強さを選びながらローテーションしてみましょう。
ジャークベイトなどの、アングラー(釣り人)が積極的にアクションして仕掛けていくようなルアーは、ジャーキングトゥィッチングを意図的に織り交ぜて使い、どちらの方が反応がいいのかみつけていきましょう。

スピード

バレットシンカー

ルアーを巻く速度や、ワームであればシンカーの重さでフォールの速度を変えることが出来ます。

まとめ

ポストスポーンは、ブラックバスが性ホルモンに支配され、果敢にエサを追わなくなってしまうようなことが起きてしまう時期です。
食わせの釣りでは釣ることが出来ない、ルアーフィッシングだからこそ釣れるというバス釣り本来の魅力に気付ける季節がポストスポーンの時期と言えるでしょう。

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