今回は、バス釣りでのライトリグの意味や扱うタックル、おすすめのライトリグなどを紹介します。
バス釣りのライトリグとは
ライトリグ(light rig)とは、「light」=軽い、「rig」=仕掛けの2つの単語を合わせたもので、軽い仕掛けと直訳できます。
日本では、ルアーが軽いだけではなく、仕掛け全体が軽いことをライトリグと言います。
バス釣りでライトリグを扱うタックル
ライトリグを使う時は、基本的にはスピニングタックルで扱います。
軽いリグですので、硬いロッドだと移動距離も大きくなり、ゆっくりと誘うことができません。
柔らかいロッドを使って、移動距離を少なく、1点でゆっくりと誘うことができるロッドがいいでしょう。
例外的に、トーナメントなどが頻繁に開催されているようなプレッシャーが高いフィールドでは、ベイトフィネスと呼ばれるベイトタックルでライトリグを使ってカバー周りを攻めることもあります。
バス釣りでライトリグを扱うラインの太さ
スピニングで扱うフロロカーボンラインであれば、細いラインは2lb〜4lb、太いラインは4lb〜6lbです。
ナイロンラインであれば、細いラインは2lb〜5lb、太いラインは5lb〜8lbです。細いラインの方がブラックバスに見切られにくく、飛距離も出やすく、水の抵抗も少ないので、ロッドのアクションをライトリグに伝えやすいですが、細いラインは切られやすいです。
太いラインであれば、細いラインとメリットとデメリットが逆になります。
バス釣りのライトリグでPEラインを導入してみよう
ライトリグは、軽いが故にキャスト時に飛距離が出ません。
飛距離で困った時は、PEラインを導入してみましょう。
ライントラブルが出やすいなどのデメリットはありますが、飛距離が出るだけでなく、ゆっくりとライトリグを扱うことができるなどのメリットもあります。
バス釣りのライトリグおすすめ5選
ノーシンカーリグ
ワームとフックだけの単純な仕掛けがノーシンカーリグです。
ワッキーリグ
ワッキーリグは、マス針をストレートワームの左右のバランスが取れるように刺したら完成です。
マス針をジグヘッドに変えると、ジグヘッドワッキーになります。
ダウンショットリグ
フックの下にリーダーを取り、そのリーダーにシンカーを付けるようにするリグをダウンショットリグと呼びます。
ネコリグ
「根こそぎ」釣れる「リグ(仕掛け)」を略して、ネコリグと呼ばれています。
ネコリグの最大の特徴は、ワームの中にシンカーを埋め込む点です。
スモラバ
ラバージグの重さの軽いものをスモールラバージグ、略してスモラバと呼びます。
バス釣りでライトリグが有効な季節
バス釣りでライトリグは既設を問わず1年中使いますが、特に有効なのは春と冬です。
それぞれにおすすめのライトリグをみていきましょう。
バス釣りで春に有効なライトリグ
春の産卵直後のポストスポーンと呼ばれる状態のブラックバスには、ノーシンカーリグが特に有効です。
バス釣りで冬に有効なライトリグ
冬は、越冬のために1箇所にブラックバスが固まっていることが多いです。
そのスポットを狙うのには、ダウンショットリグが適しています。
バス釣りでライトリグが苦手な方へ
ライトリグは軽いため、飛距離も出づらく、釣りの速度も遅いため手返しが悪くなります。
しかし、意外にブラックバスは足元に居るものです。
それに加え、近年のハイプレッシャー化により、ライトリグでしか釣れないブラックバスが居るのも事実です。
ライトリグを使って足元でブラックバスを何匹も釣っていくと、釣れるイメージが頭の中で湧いてきます。
ライトリグが苦手な人こそ、たくさんライトリグを使って実践してみましょう。
まとめ
日本だけでなく、アメリカでもトーナメントでライトリグの使い手が上位を占めるようになってきました。
バス釣りの現状は、ライトリグがないと戦えないと言っても過言ではありません。
ぜひ、ライトリグを覚えて、たくさんブラックバスを釣ってください。
コメント