バス釣りをしていて、ラインの太さで釣果が変わるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
今回は、タックル別のラインの太さや、そのラインの太さが釣果に与える影響、初心者の方が選ぶべきラインの太さなどを紹介します。
バス釣りで使うタックル別のラインの太さ
バス釣りでは、ルアーごとや状況ごとに様々なラインの太さを使います。
細いラインであればスピニングリール、太いラインであればベイトリールを使います。
それぞれのリールで、快適にルアーを投げることができる表を作りましたので、ラインの太さを選ぶときの参考にしてみてください。
フロロカーボンライン | ナイロンライン | PEライン | |
スピニングリール | 〜6lb | 〜8lb | 〜1号 |
ベイトリール | 7lb〜 | 10lb〜 | 1.2号〜 |
バス釣り初心者が選ぶべきラインの太さ
バス釣り初心者が選ぶべきラインは、太めのラインです。
慣れないうちは、ルアーの結び方も多少いびつであったり、草や木に引っ掛けてしまうことも多くなります。
細いラインだと、こういったトラブルですぐに切れてしまうため、また1から仕掛けを作り直したり、ルアーを買い直さなければなりません。
スピニングリールにフロロカーボンラインを巻くのであれば5lbか6lb、ナイロンラインであれば6〜8lbがいいでしょう。
ベイトリールの場合は、フロロカーボンライン、ナイロンライン共に14lb〜16lbがいいでしょう。
PEラインはトラブルが多いため、初心者の方におすすめしません。
バス釣りのラインの太さが釣果に与える3つの影響
バス釣りはラインの太さが釣果に大きく影響します。
エサ釣りであれば細いラインの方が魚の食いつきがいいのですが、バス釣りなどにおけるルアーフィッシングではラインが細ければ釣れるという訳ではありません。
それでは、ラインの太さが釣果に与える3つの影響をみていきましょう。
ルアーのレンジが変わる
細いラインのほうが水の抵抗を受けにくく、ルアーが深いところまで潜りやすくなります。
逆に、太いラインであれば水の抵抗であまり潜らなくなります。
例えば、1.5m程度潜るクランクベイトであれば、8lbであれば1.8m、16lbであれば1.2m程度になります。
ルアーのアクションが変わる
細いラインはルアーの動きが出しやすく、太いラインはルアーの動きが抑制されやすいです。
例えば、クランクベイトであれば、細いラインだとウォブルが強く出ますが、太いラインだとウォブルが抑制され、ロールアクションへと変換されます。
ルアーの水平が変わる
スモラバなどのライトリグの場合、細いラインの方がスモラバが垂れ下がりやすく、太いラインの方が固定されて水平を取りやすいです。
ラインの太さが変わるとこれら3つの影響が出ますが、影響が出ることは悪いことではありません。
この3つの影響で釣果が出たり、出なくなったりするのです。
バス釣りでのラインの太さによる飛距離の変化
バス釣りではルアーの飛距離が重要になる場面がありますが、ラインの太さで飛距離は変わります。
細いラインの方が飛距離が出やすく、太いラインでは飛距離が出にくいです。
その理由は、太いラインだとガイドにあたる面積が増えて、ラインとガイドの摩擦で飛距離が出ないためです。
まとめ
ラインの太さによってブラックバスが釣れたりすることを考えると、バス釣りのようなルアーフィッシングがエサ釣りとは全く違うことが、ラインの太さに出ると言っていいかもしれません。
ラインの太さで変わるルアーのアクションなどをしっかりと理解して、バス釣りをぜひ楽しんでください。
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